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カテゴリ:大学野球
今日ついに東京六大学が開幕、そして、いきなりの珍事が起きた。
それは法政大ー慶應義塾大1回戦において、法政・三浦銀二(4年、福岡大大濠)が慶應打線を無安打に抑えながらも1失点で勝利した「ノーヒット・ワンラン勝利」のこと。7回まで無安打無得点に抑えていたものの、8回に四球と盗塁で二塁に走者を背負うと、後続打者の2本の内野ゴロで得点を許す残念な結果。リーグ史上25人目(通算26度目)のノーヒットノーランの快挙を逃した。 「序盤からまっすぐがインコースに決まり、変化球を生かせた。相手打者に狙い球を絞らせずに投球できた」(三浦)。1年次に鮮烈なデビューを果たしたものの、昨年は鈴木昭汰(現ロッテ)や高田孝一(現楽天)の陰に隠れて精彩を欠いた。今年の三浦はいったいどうなのか?と訝るムキもあったかもしれないが、今日の勝利はそんな周囲の不安を一気に吹き飛ばした。そしてチームにとっても、優勝を争うライバル・慶應を叩いたのは大きなアドバンテージになった。明日は法政・山下輝(4年、木更津総合)、慶應・増居翔太(3年、彦根東)の両左腕対決だろうが、法政は一気に連勝する可能性が出てきた。 ついでながらー。『大学野球 2021春季リーグ戦展望号』(ベースボール・マガジン社)では、早稲田・徳山壮磨、岩本久重、そして慶應・福井章吾の大阪桐蔭OBトリオに焦点を当てている。商業的な成立にはやむを得ないと思うけれども、純粋に東京六大学の優勝を占うのであれば、法政・三浦と山下、そして慶應・廣瀬隆太(2年、慶應)にもっと注目すべきではなかったかと、ボクはそう思うのだ。後出しジャンケンのようで恐縮だけれども。 三浦銀二(2019年)。 山下輝(2020年)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.04.11 02:01:33
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