カテゴリ:大学野球
法政大ー慶應義塾大2回戦は、慶應が終盤に集中打を浴びせて圧勝、対戦成績を1勝1敗のタイとした。 法政の先発は予想どおり、山下輝(4年、木更津総合)だった。リーグ戦初の先発。しかし序盤こそ安定した投球を見せたものの、4回、慶應の4番・正木智也(4年、慶應)に一発を浴びてあっけなく沈んだ。それはカウント3-1からの4球目、安易にストライクを取りに行った142㎞の直球を左中間スタンドに運ばれた。結局4イニングを投げて3失点。「もう少し内・外角に投げ分けられるように調整したい」とは山下の弁。敗れはしたがこの1球が反省点、次の糧になるだろう。 法政 000 001 000 =1 慶應 001 201 03X =7 そして5回から登板した尾崎完太(2年、滋賀学園)も好投した。2回、被安打2、奪三振4、自責点1。いきなり三者連続三振の快投を見せたが、次の6回に味方内野手のエラーに足を引っ張られた。このエラーが敗色を濃厚にした。尾崎に責任はない。さらに7回から登板した古屋敷匠真(4年、八戸工大一)も速球一本でグイグイ攻める投球術は2イニングで4安打(自責点3)を許したが、見ていて小気味よかった。今後に期待だ。 一方の慶應・増居翔太(3年、彦根東)は高校時代と同様に巧みな投球術で法政打線を翻弄した。7イニングで11奪三振はさすが。また、打つ方も正木や下山悠介(3年、慶應)が結果を出している。あとは廣瀬隆太(2年、慶應)の復調を待つばかりか。 いずれにせよ、今季優勝を争うのは法政と慶應だろう。今後も両校に注目したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.04.11 22:36:33
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