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カテゴリ:高校野球
昨日行われた春季埼玉県大会の準々決勝、9回に代打・大園が適時打を放ち、昌平が浦和実にサヨナラ勝ちした。
(大宮公園球場) 浦実 010 000 000 =1 昌平 000 001 001X =2 手に汗握る素晴らしい試合だった。 高校通算47本を放つなど巷で話題の昌平の3番・吉野創士も噂に違わない大物ぶりを見せた。といっても大きな本塁打を打ったわけではないが・・・。 まず1回裏、一死二塁の場面で打席に立つと、すぐさま申告敬遠。スタンドからは「うわっ」とため息が漏れた。長いこと高校野球を見ているけれど、こんなシーンは初めて。あ、いや、松井秀喜の伝説の5打席連続敬遠では、1個目が初回二死三塁の場面だったことを思い出した。 さらに3回裏、一死二・三塁の場面でまたもや申告敬遠。これで2打席連続敬遠。スタンドからは遠慮がちにブーイングが起きた。3打席目・4打席目はさすがに浦和実が勝負していずれも凡フライに終わったが、大きな本塁打を打つよりも、相手が勝負さえしない2打席連続敬遠だったという事実が、吉野の大物ぶりを浮き彫りにした。 勝利を収めた昌平は、3日の準決勝で浦和学院に挑む。浦学相手の吉野の打撃を見てみたい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.05.02 04:37:53
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