|
|
|
2021.11.23
テーマ：高校野球(3671)
カテゴリ：高校野球
今日は高校の部・準決勝が行われた。第１試合は花巻東ー広陵。
 広陵は、”広陵のボンズ”１年生・４番の真鍋慧が３点本塁打を放つなど、序盤に大量点を奪う。５回終了時点でスコア９－２と、広陵のワンサイドゲームと思われた。しかし花巻東に諦めるムードはない。小刻みに得点すると８回表のこと、３点差に迫ってなおも二死一・二塁の場面に、３番・佐々木麟太郎（１年）が右翼席に３点本塁打を放ち、とうとう９－９の同点に追いついた。 このような展開になれば、ふつう”流れ”は花巻東に行きそうだが、直後の８回裏に広陵の主将・川瀬虎太朗が適時三塁打を放ち、結局広陵が花巻東を下して決勝に駒を進めた。  （写真）佐々木麟太郎  （写真）真鍋慧 花巻東の佐々木は、評判に違わないスラッガーだった。１回戦の國學院久我山戦でいきなり本塁打を放った時は度肝を抜かれたし、何より強い打球が魅力。打球音だって他の打者とまるで違った。 また、花巻東は佐々木だけが注目されがちだが、高い野球センスの脇役たち、９番、１番、２番のトリオの活躍も見逃せない。これは、もはや花巻東の”伝統芸”とも言える。特に今大会では、９番の熊谷陸の活躍は見逃せない。 最後に、来春に向けての課題は投手陣だろう。この大会を通じて明確になったと思う。  （写真）熊谷陸 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2021.11.23 21:46:41
コメント(0) | コメントを書く
[高校野球] カテゴリの最新記事
|
|
