テーマ:甲子園(55)
カテゴリ:高校野球
17日、八戸学院光星に続き、仙台育英、花巻東がベスト8進出を決めた。過去、夏の大会において東北勢2校がベスト8入りは、昨年まで10度あったが、3校が勝ち残ったのは初めて。(春は2004年に一度だけあった。秋田商、東海大山形、東北)。 今日行われる準々決勝では仙台育英と花巻東が対戦する。夏、準々決勝以降での東北対決は、2003年準々決勝の東北○2―1●光星学院、15年準々決勝・仙台育英○6―3●秋田商、昨年準決勝・仙台育英○18―4●聖光学院に次ぎ4度目。 これまでは、すべて宮城県勢が勝利している。今回は果たしてどうなるか? ボクは、地元の花巻東を応援するけれども、できるならば両校の対決を決勝戦で見たかった。 ともあれ、過去にあった3度の”東北対決”を振り返りたい。 (1)2003年夏 準々決勝 光星学院 000 001 000 =1 東 北 001 000 01X =2 (光)桑鶴、(東)真壁-ダルビッシュ 光星学院に勝利した東北は、次の準決勝で江の川を6-1で破り決勝に進んだ。東北勢初の優勝を目指した東北だったが、常総学院に2-4で敗退した。「木内マジック」で知られる木内幸男監督が取手二高に続き、常総学院を全国頂点に導いた。 敗れた東北の将は、若生正廣監督。翌04年準々決勝の対済美戦では、7回のピンチの場面でダルビッシュを登板させなかったことが物議を醸した。 (2)2015年夏 準々決勝 仙台育英 000 131 001 =6 秋田商 000 010 002 =3 (仙)佐藤世、(秋)成田翔-斉藤-成田翔 3回戦も同じ東北の花巻東を4-3で破った仙台育英は、準々決勝は秋田商に6-3で勝利すると、準決勝では早実を7-0で下し決勝進出。しかし決勝の東海大相模戦は打撃戦の末、6‐10で敗退した。 ※仙台育英の主なメンバー。エースは佐藤世那(元オリックス)、3番・平沢大河(現ロッテ)、4番・郡司裕也(現日本ハム、慶應義塾大)。なお、早実には清宮幸太郎(現日本ハム)がいた。東海大相模のエースは小笠原慎之介(現中日)だった。 (3)2022年夏 準決勝 仙台育英 0112 002 201 =18 聖光学院 100 003 000 = 4 (仙)高橋-湯田-仁田、(聖)小林剛-佐山-小林聡 宮城県勢と福島県勢が甲子園で対戦するのは春夏通じて初めて。また、準決勝で東北勢の対決も初めてだった。なお、仙台育英は決勝戦で下関国際を8-1で下し、東北勢として春夏通じて初めて全国制覇した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.08.19 10:03:27
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