テーマ:高校野球(3609)
カテゴリ:高校野球
高校日本代表はライバル米国を4―3で下し、開幕3連勝で1次リーグ突破に大きく前進した。エース・前田悠伍(大阪桐蔭3年)が先発し、強い風雨の悪条件の中、5回2/3を4安打無失点、8奪三振の力投だった。 見逃せないのは4回裏、米国の攻撃中の出来事。(以下、スポニチより) 高校日本代表の馬淵史郎監督が不可解な判定に約10分間の抗議をした。4回無死二塁の守備で投ゴロから二、三塁間の挟殺プレーになった。二塁走者と打者走者が二塁ベース上に同時に立ち、三塁手の山田が打者走者をタッチ。自身がアウトと勘違いしてベースを離れた二塁走者にもタッチして併殺完成…と思われたが、アウトがコールされず、野手陣が主張する間に二塁走者が生還した。一度は球審が生還を認め、馬淵監督が抗議に出た。結果的に併殺が認められたものの、馬淵監督は「2人が塁につけば優先権は本塁に近い方にあるわけですから」と苦笑いだった。 結局、審判員たちがルールを知らなったことが原因だったようだが、この試合を中継していたJ-SPORTSの解説者は小倉全由さん(日大三高前監督)。約10分間の中断中、審判員たちへの不信感を露にした。 「このプレーで、審判がこれだけもめるというか(ジャッジに時間がかかるのが)、ルールの中で判断できるのだから、2つアウトと明確にジャッジしていいと思うのですが」 「このプレーで審判がしっかりしたジャッジを下せないのは、情けないですね」 「正直、これは誰が見ても2つアウトなんですよ」 そして試合開始後、小倉さんは、 「米国は、自分たちのボーンヘッドなのに、へんに熱くなって、また嫌なプレーが出たりしたらイヤだなぁと思います」とも話した。 この発言は、今から11年前のU18世界野球で起きた日本対米国戦を指していたに違いない。 日本は藤浪晋太郎、森友哉の大阪桐蔭バッテリーをはじめ大谷翔平(花巻東)や田村龍弘(光星学院)らが出場していた。米国選手たちの常軌を逸したラフプレーには大いに呆れたものだったが、この時日本代表を率いていたのが小倉さんだったから、この発言は強くボクの耳に残った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.09.04 11:08:08
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