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カテゴリ:大学野球
東農大(2部1位)が駒澤大に12-1と大勝。入替戦の対戦成績を2勝1敗とし、1993年秋以来の1部復帰を果たした。
東農大 152 300 100 =12 H18 駒澤大 000 000 100 = 1 H3 (農)〇長谷川、(駒)✖高井-仲井-仲村竜-鯉川-東田 東農大は、1回表に菊地希の中犠飛で1点を先制。2回表には打者一巡の猛撃、2番・江川岳(4年、千葉黎明)の2点三塁打、さらに5番・和田泰征(4年、習志野)の3点三塁打で大量5点、3回にも2点を挙げ、序盤で8-0と勝利を決定づけた。最終的には、計12得点で駒澤大を圧倒した。投げては、エース・長谷川優也(4年、日本文理)が3安打1失点で危なげなく完投した。今季1部に復帰した駒澤大は、入替戦の初戦を制しながら連敗して2部陥落となった。 初戦で6回無得点に封じられた駒澤大のエース・高井駿丞(4年、広島商)を立ち上がりから攻めた。主将の和田は「最後は気持ち。ひとつのボールに食らいつきました」。北口正光監督は「すぐ1部に上がって神宮大会に出ることを、今年の目標に掲げています。まだ中間地点ですが、いい方へ向いていると思う」。31年ぶりに神宮へ戻ってくる緑の軍団は、“寄り道なしの下克上”へ心一つに戦い続ける。 (以上、報知新聞) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 東農大、1部復帰の決め手になったのは、入替戦2戦目だったと思う。以下に2戦目の詳報を。 東農大は初回、駒澤大・東田健臣(4年、西脇工)の立ち上がりを攻めて二死一・二塁の好機を作ると、5番・和田泰征(4年、習志野)が左前に安打を放ち先制した。 続く2回には、一死一・三塁で古川朋樹(4年、神村学園)の適時で2点目。さらに4回には、この古川が打った瞬間にそれと分かる本塁打をレフトスタンドへ。これは公式戦第1号だった。 昨日(1回戦)の1試合チーム2安打が噓のよう。4回までにすでに10安打5点。 そして、ダメ押しは9回。一死一二塁の場面で重政拓夢(4年、関東一)が左前安打。二塁走者がいったん三塁で止まったが、左翼手からの送球が逸れるのを見ると、本塁に生還した。 東農大は、古川の攻・守・走にわたる活躍が目立った。4打数2安打3打点(うち1本塁打)、自慢の守備では再三のピンチの場面でチームを救った。圧巻は8回、5-2、二死満塁の場面で三遊間へ強烈なゴロが飛ぶと何事もなかったようにさばき、駒大の反撃を封じた。走者としても相手の隙を見つけ果敢に次の塁を狙った。 (写真)古川。3枚とも。 一方の駒澤大。 2回、東農大の先発・近藤想真(4年、新潟一)の突然の乱調から2つの四球と内野安打で1点を返したが、その後は、2回途中から登板した松村力(4年、敦賀気比)を打ちあぐむ。 (写真)松村。 6回、4番・柳野友哉(4年、大阪桐蔭)の左翼線二塁打を足掛かりに1点を奪ったが後続は凡退。7回からは東農大はクローザー・岡部大輝(2年、聖望学園)をマウンドに送る。 (写真)柳野。 駒澤大打線はこの岡部を攻め、8回に二死満塁の好機を作ったものの古川の好守備に阻まれ、岡部を打ち崩すことはできなかった。 (写真)岡部。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.29 20:00:07
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