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ぽっくるくんと一緒

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2008年01月08日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

りんさんの電話セッションで

聞きたかったことは主に「親子関係」で

なぜに、長女に対して必要以上にわだかまりがあるのか

ぼんずが、登園登校拒否気味なのは?

などでしたが

その話になってりんさんがおっしゃったのは

直接的に子どものことではなく

高2の春に亡くなった幼なじみの話でした

 

幼稚園からの幼なじみで

小学校に上がりクラスが別れても

つかず離れず

中学に入り道が離れていっても

思い出したように行き来して

親友

 

いわゆる「不良」な彼女と

「優等生」でかたくなな自分

なんでこんな自分にたまにでも

連絡をとってくるのか不思議だった彼女

いつも仲間に囲まれていたし

 

春休み 夜更かし朝寝 

隣でおぼれていく女の子の夢を見ました

コンクリートのプールに二人でつかり

彼女は、私を助けて?おぼれていったのです

変な夢

すぐに忘れました

午後の電話

電話口で、叫んだ母の声を忘れません

 

冷たくて重くて、綺麗な顔

枕元のフリージア

動転してる彼女の母が

「誕生日に渡したいってプレゼントがあるんだよ。あるんだよ」と

繰り返し言って

ああ、私も私もと、家に取りに帰った

オルゴール

耳から離れない、調べ

 

ずっと、一緒に彼女はいて

夜は闇とともに、他の物とともにきていた

小さな私の長女は

100%の母を求め、酷く泣いた

私は闇だった

そんなの知らなかった

知らず、泣いている彼女にため息をついていた

 

敏感な長女とともに彼女はいた

生き生きとした感覚は遠ざけられ

娘は、私から見ても

よく気持ちのつかめない

子だった

それは、私の絆ゆえである

という事実

 

長女は現在、楽しそうである

友人が増え、吹奏楽にのめり

なにより素直に挨拶ができる???

 私とも衝突しない

 

馬鹿だね、と思った

馬鹿だね、生きていれば楽しいこともあるだろうに

なので、私はとっても長生きをして

生きていれば楽しいことあったじゃん!と

そっちの世界にいったら彼女に自慢してやろうと

自殺だけは絶対にすまいと誓った

多分彼女は、シンナー中毒

高校中退し、やり直そうと受けた定時制高校の

面接で、傷ついて

耐えられなかったのだ

なにかできなかったかと

悔やんで

酒を飲んでは泣いて

そのうちに封印した

でも

ずっと一緒にいたんだね

 

龍が動いた・・・

とりんさん

彼女は今は違い所にいて

龍が連れていったと思うとお話ししてくれました

 

もし

現在形なら私は

耐えられたんだろうか?

パニックになり

恨んだり悔やんだりしたんじゃないだろうか

 

死ぬ間際、彼女は

私の名を呼びながら亡くなったと

なぜ、共に生きられないなかったかと

自分は汚れていると

悔やみながら

寒い寒い、凍った気持ちで

逝ったと

ならば

ともにいてくれて癒されるのなら

でも

私の娘にはなんと話せるのか

 

すべては必然だと

学びだと

思いながら

終わったことでなければ多分受け入れられなかった自分を

私は認める

 

なにも言わず

ご助力頂いた方に

感謝の言葉もない

 

こたつのヒーターを全開にしても

寒くて寒くてしかたなかったというりんさん

廃人のような彼女の心

二十数年も私は

彼女の気持ちに気づかなかったのだ

そんなに大事にされていたとか

思えなかったのだ

彼女にとって

ちっぽけな存在だと

ずっと思っていたのだ

今感謝するのは

彼女の私への、愛情、信頼。

 

だから、後半の生は

生かされる意味を考え

耳を澄ます

 

りんさんのセッションのほんの数時間前

交通事故現場を通り過ぎた

大きな通りを右折して、前に止まった車

横切る人、なに?危ない?

ふっと横を見ると

対向車線に横たわる人と駆け寄る人

まさかまさに、人の死に立ち会ったと思わず

迷いながら立ち去った現場

 

次の日の朝刊を見て愕然とした

生かされている意味を知れ

 

生きるとは

耳を澄まし

歩くこと

感謝しながら

不徳を嘆きながら

歩き続けること

 

知らなければ一生

わからなかったこと

知るとは

なんと

目が開けることか

 

半生は

悔いなきを

めざして

歩んでいきたいと

思います

 

ありがとうございます

 

 






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最終更新日  2008年01月09日 09時41分51秒
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