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カテゴリ:ちょっと不思議
今年初めて、札幌でふきのとうを発見 早い春です
毎年 3月26日 この日が来る度 つく、深い息 今年はまた、特別
10時20分 高二になる私は 春休み けだるい光の中 未だ眠っていて 夢で、だれかが隣でおぼれていった 確かそれは、わたしを助けて沈んでいった
フリージアの香り
毎年繰り返す、鎮魂 でも、 今日は違う
少し背筋がきんとするこの日 朝のまどろみの中 優しい声でわたしを呼ぶ声 ああ、たぶん彼女 「もう、かなしい記憶で わたしを思い出さないで 思い出して 楽しくて、大好きであたたかかったあの頃の記憶を 一緒に、遊んでふざけて あたたかかった日」
ああ、そう まるで封印のように閉じこめていた日々 かおりさえ、思い出しそう 埃っぽい風の中、 自転車こいで、大好きなまんがの雑誌買うために 二人でスーパーまでいった 坂道、 自転車一生懸命こいで
幼稚園もいっしょ 学校帰り道も一緒 絆ってことばは、君との関係にいちばん ぴったりだ、今見つけた
ねえ、もう かなしい記憶は やめよう あたたかい記憶の中のわたしだけ 思い出しておぼえてて
彼女が、いった気がした ありがとう そうだね 思い出すといつも なぜだか逝った後ばかりの記憶で でも、もういいんだね? ほんとうに、いいんだね。 おめでとう
学んだんだよ すべては学び 学んだことに 感謝してでなおそう あたたかい記憶を わたしがずっと 心の中、覚えてるから
お母さんもお父さんも お兄さんも、友達も あたたかい記憶を あたためてくれるといいね
フリージアのかおりは すてきで切ない 香りではなく 心をあたためる わたしをやさしく包む 薫る記憶に なりました
あなたが かなしみを 手放せたことに わたしが、愛に気づけてことに そして、そこへ導いてくれたすべてに 感謝します
ありがとう すべては ひらいていくのです 愛を観じる 愛を感じるために
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