猫の通り道

今年は蟻が多くて・・・。
春頃から、キッチンの流しまわりにまで上がってくるようになり、
いったいどこから入るのかがわからない。

夏になって、被害激増。
朝起きてきたら、キッチンに黒山の蟻だかり！・・・を見つけて仰天すること数回。
大学芋のお皿にラップをしておいておく・・・ようなのが、一番人気、
ラップの中も外も蟻、蟻、蟻・・・。
一旦封を開けたお菓子は密封しない限り必ず入り込むし、
ゴミ箱のお菓子の包み紙、ジュースの空きパックも大変なことに。
ポテトチップスなんかは見向きもしないんですよね～。
一旦たくさんの蟻が来てしまうと、始末しても始末しても隙間に入り込んでるのが出てきて
いつまでもうじゃうじゃうろうろしてて、
しばらく神経戦になります。

プロのお掃除屋さんに聞いたら、
蟻はどこから来るのか、ほんとにわからないとのことでした。
フツウは窓のサッシのレールにあけてある水抜き穴から来ることが多いらしいけど、
どんな隙間からでも入ってくるとのこと。

つまり、どうしようもないということですね。

しょうがないので、マジメに主婦をやっていました。
寝る前に、すべてのゴミは外のゴミペールへ。
食べられるもは、冷蔵庫か密封できるものに。
几帳面なヒトには当然の仕事でしょうが・・・。
ゴキ対策にもなるしね。
でも油断するとすぐやってくる。

そのうちに、ようやく蟻の出入りする通路を発見しました。
壁板と床板の間から列になって出てくるのを見た！
この目でその瞬間を見なければ、到底そこに隙間があるとも思えないようなところで、
蟻の中でも小さい種類とはいえ、ほんとうううううにどんな隙間からでも入ってくるのね・・・・。

結局、一番効果があったのは、外の蟻の巣を見つけて殺虫剤を直接まくこと。
5種類の殺虫剤を試しましたが、白い粉のが劇的な効果がありました。
これで裏庭の巣を何箇所か絶滅させ、やれやれと思ったのもつかの間、
しばらくしたらまたやってくる。

裏のブロック塀を列になって乗り越えてくるのを見ました（汗）。
ほんとにスゴイやつらでしたわ（汗）。

幸い、ブロック塀の向こうもウチの畑なので、再び蟻の巣探し。
半分枯れた木の根っこ添いと、すみっこにおいてあった材木の下に
大きな巣がありました。
材木をどけると、白いサナギ？タマゴ？がいっぱいあって、
それを守ろうと右往左往する大量の蟻。
そこへ容赦なく景気よく白い粉を・・・・。
これって、大虐殺、ジェノサイドですね・・・・。
中にいる何千匹もの蟻が住む帝国がこれで絶滅するわけだもの。
放射能のニュースを見た後などは、
なんか自分がしていることとかぶっちゃってさ～・・・・。
まさに殺生ってかんじ。
後生が悪いかしら？
でもやるけど。

ぜめてワタシが小学生だったら、
スバラシイ夏休みの自由研究が書けたかも。
あ、でも、殺虫剤のところはカットしなきゃだめでしょうね？（笑）