猫の通り道

あたらしい年が始まりました。
といっても、あまり普段の日と変わりのないお正月です。
来客もなく、誰もどこへも行かず、お天気もよく。
日差しが明るいですね！
いつものようにゴハンを作ってみんなで食べて、掃除して洗濯して、
家族はそれぞれ、借りてきたDVDを見たり、本を読んだり、テレビを見たり、
穏やかに過ごしています。

昨年は細々と仕事をしながら、両親の病気も介護度もそれぞれ進んでいくので
対応に追われていました。
父の結核は9月で治療が終了。
その代わりというようにパーキンソン病で思うように動けなくなり、
要介護２となりました。
他に治療中の病気もあるし、通う病院は５つ。
母は秋に転倒して肩を骨折したのをきっかけに
歩けなくなり、持病も悪化。
本来なら入院なのですが、
いろいろあって、最後まで在宅でターミナルという選択をしました。
残り時間がいくらあるのかはわかりませんが
何分初めてのことで先の見通しがつかず、気持ちが右往左往してしまいます。
往診してくださるお医者様はダンディです。
頼りにしている訪問看護師さんは里田まいちゃんに似ています（年はずっと上）。
病院が1週間休みになるお正月を無事に乗り切りたいものです。

月に6日しかしていない仕事でも、
続けるためにはたくさんの人の手を借りています。
おかげで介護の問題で煮詰まらずにすんでいるのでしょう。
複数のヘルパーさん、訪問看護師さん、ドクター、家政婦協会の付き添いさん、ケアマネさん、事務所のスタッフ、両親二人で８箇所の病院の先生やスタッフなどなど。
みんなありがとう～～。
毎日のように家に人が出入りするので、家が公共スペースのような感じになってきました。
人数が増えると、いろんな人がいるので人間関係に疲れることもあります。
どちらにしても、いろんなものを抱えたまま、なんとかゴールまでコケずに走らなければ。
いや、走ってないな、歩いてるな（笑）。

明日がいい日になりますように。