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毎日寒い日が続きますね。
先週の大寒の日が、母の告別式でした。 私が願っていたとおり、自宅で、最後は家族だけに看取られて、 昏睡のまま、苦しむこともなく逝きました。 前日の朝の往診で、医師に、もう危篤寸前だということ、 こうこうなったら危篤だから親族に連絡を・・・と教えてもらい、 午後に看護師さんが見にきて体を拭いてくれ、 後は訪問看護ステーションの24時間対応の電話で相談するだけ。 ただそばにいて見守るだけでした。 でも、何も困ることも苦しむこともありませんでした。 亡くなる2日前の昼にはご飯も食べ、ポータブルトイレを使い、普通にしていました。 様子がおかしくなったのは夜。それでも前日のお昼頃まで話をしていました。 午後には知らせた親戚が来て、もう話はできませんでした。 じわじわと昏睡がやってきました。 死因は多発性骨髄腫。直接の死因は、癌性悪疫質、だそう。 後から、死亡診断書を見て、そうなんだ・・・と思いました。 私は一晩ついていたのですが、早朝、もうまもなくとなってから父や子どもたちを起こし、 最後の息が止まるのを見守りました。 母は静かに旅立っていきました。 何も心残りがないわけじゃないけれど・・・それはいろいろありますが。 でも、家での看取りはよいものでした。 これで私の長いおつとめも終わりました。 今はゆっくり、母の不在を感じています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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