3月ですね。
あまりにも寒かったので、まだまだ先のように思っていましたが、さすがに3月。春めいてきました。あさっては亡くなった母の四十九日です。うちのカレンダーは1,2月が一枚です。それを破るとき、この1月の前半はまだ母の看護をしてたんだな~と思いましたが、なんだか夢の中の出来事のよう。振り返れば、ターミナルの病人の看護は私の力量には余るものだったと思います。いつもお腹の奥に何か重いかたまりがあるような感じで。往診の医師や訪問看護師さんがいるといっても、せいぜい週に一度。そのほかは、毎日続く小さなトラブルにどう対処するか、決断をしていくのは私ひとり、それも状態はどんどん悪くなっていくので、これでよし、ということもない。でも、病院へ入れればよかったとは思わないです。家族のいる家で最後を、という私の望みはかないましたから、これでよかったんでしょう。今はもう、気が抜けるほど楽になりましたが、なんだかぴんときません。一方、わんこが来て明日で4週間。こっちはてんやわんやです。名前はフクです。子役のフク君にちなんだわけではなく、豆大福みたいな柄の子犬だったから。長女がつけました。渋いわね~。和風の名前で、人間の名前ではないもの、というのがうちの子どもらの趣味らしい。ほんとううううにカワイイんだけど、写真がアップできません(汗)。楽天の写真のアップの仕方が変わったんですね。トライするんだけど、うまくいかないので、またそのうちに。子犬がこんなに手がかかるものだとは思いませんでした。ゴハンだって、一日4食だし、ほうっておくと何するかわからないところは子どもと一緒。母がいなくなっても、ワタシはやはりなかなか家から離れられないようにできてるのね。まあ、まだ父もいますし。父もねえ・・・。母が寝ていた隣の部屋をのぞいては、「もう影も形もないんやなあ」と言ったり、夜寝てたら母の声が聞こえるから、死んだような気がしない、と言ったりするので油断できません。今日が誕生日で、88歳になりました。フクが来てくれて気がまぎれてて、ほんとによかったわ。さて!昨年の暮れからほうりっぱなしの畑をなんとかしなくては。いつものように、春の仕事を始めます。では。