アメリカンな日々

今日は「アバクロってどんなブランド？ 」という方のために、アバクロについて簡単にまとめてみました

アバクロ(Abercrombie & Fitch)は、1892年に米国ニューヨークでアウトドア関連商品を扱うブランドとして創業しました。

このブランド名は、創業者のDavid T. Abercrombieと、共同経営者のEzra Fitchに由来します。

現在では、男女問わず若者向けのカジュアルファッションを中心に扱っているアバクロですが、創業当初は男性向けの商品がほとんどで、顧客の85%が男性だったそうです。

また、当時は釣り道具や狩猟用品なども扱っており、米国大統領のJohn F. Kennedyや小説家のErnest M. Hemingwayなどもこのブランドを愛用していました。

しかし、1970年代になるとアバクロの売り上げは急速に落ち始め、1988年にはLimited Brands社に買収されることになります。

ここからがアバクロの転機です

1992年にMichael Jeffreyを経営責任者に迎えてから、アバクロはこれまでのスタイルを一転し、今のようなカジュアルファッション主体の形になりました。

上質の素材とビンテージ加工を武器とした、上品なカジュアルというスタイルが万人に受け入れられ、後にブラピ(Brad Pitt)などのハリウッドスターにも愛用されるようになりました。

今では、アメカジの中でもセレカジとして多くの人気を集めています。

アバクロのアイテムの特徴は、独特のビンテージ加工とヘラジカ(Moose)のロゴ、92という数字、アップリケなどです。

ロゴのヘラジカは創業当初に狩猟用品を扱っていたからで、92という数字は創業した1892年と転機を迎えた1992年に由来するそうです。

20代を主なターゲットとしているアバクロですが、2000年には10代向けのホリスター(Hollister Co.)、2004年には30代向けのルール(Ruehl No.925)という姉妹ブランドも展開しています。

アバクロは米国に約350店舗展開していますが、海外進出には消極的で、日本に直営店はありません。

2009年には、銀座への出展計画があるらしいです。

参考サイト：http://blog.livedoor.jp/keytaccata/archives/50431904.html

　　　　　　　http://blog.livedoor.jp/banty44/archives/cat_77919.html

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