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カテゴリ:オシャレの知恵袋
ジーンズのカッコ良さは、色落ちによって決まると言っても過言ではありません。 ということで、連載記事第5弾はジーンズの色落ちについて書いてみました ジーンズの生地であるデニムが綾織りでできていることは前々回に説明しましたが、もう少し詳しく言うと、経糸にインディゴ染めの藍色の糸、緯糸に白い糸が使用されており、これらがデニム特有の色落ちを生み出しています。要するに、表面の染色された糸が削れて、内側の白い糸が現れることでコントラストが生じるのです。これが摩擦による色落ちで、モモ、ヒザ裏、脇線などのよく擦れる部分が最初に色落ちします。
一方、洗濯などによって全体的に染料が抜け落ちる色落ちもあります。ストーンウォッシュといって、ジーンズを軽石と一緒に洗濯することで万遍なくユーズド加工を施す手法もあります。
これらの2種類の色落ちを上手く組み合わせることで、新しいジーンズを自分好みのデザインに育て上げることができます 濃い色(秋・冬向け)のシックなジーンズにしたい場合は、なるべく洗濯は控えましょう(週1回くらいかな…)。また、ポケットに常に物を入れておくことによって独特のアタリ(出っ張った部分が擦れてできる模様)ができます。コインポケットにはジッポーのライター、後ろのポケットには財布を入れると丁度よいアタリが作れます 薄い色(春・夏向け)の爽やかなジーンズにしたい場合は、とにかく穿くたびに洗濯しましょう。そうすれば、濃淡があまり付かずに全体が淡いブルーに仕上がります。 最後に、ジーンズを洗濯する際は洗剤選びと乾燥方法に気を付けましょう。 薄い色に仕上げたい場合は普通の洗剤でOKですが、濃い色に仕上げたい場合は蛍光剤やブリーチ剤の入っていないものを選びましょう。普通の洗剤だと色が落ちすぎてしまいます。 ※ジーンズ専用洗剤 乾燥方法は天日干しがベストですが、紫外線によりインディゴ染料が色あせてしまう可能性があるので、必ず裏返して干しましょう。乾燥機でも大丈夫ですが、熱により染料が変色する可能性があるので、あまりオススメしません。 「手を掛ける程に味が出る」のがジーンズなのです それでは バックナンバーもどうぞ 貴重な時間をありがとうございました。 よろしければ、ブログランキングへの投票をお願いいたします。 あなたにピッタリのブログが見つかるかも…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年05月04日 01時00分03秒
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