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テーマ:愛犬のいる生活(77318)
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そろそろ本格的にフィラリア予防の季節になってきた。
といっても、ジョージアは南部の州なので、どこの獣医さんも1年中予防薬をあげるようにと勧めているらしい。 というわけで、うちも、1年中あげている。 先日、獣医さんでもらったフィラリア予防薬の処方箋を、ネットの動物薬局にファックスし、薬も必要量を注文しておいた。 そして、それが今日届いた。 ネットの動物薬局で買う方が、獣医さんで買うよりもだいぶ安いので、うちでは定期的に必要な薬(フィラリアの薬とタローの心臓の薬)はいつもネットで買っている。 アメリカのたいていの州では、フィラリアの血液検査が毎年義務づけられていて、これが陰性だったという証明がないと、予防薬は売ってもらえない。 なぜかというと、もしフィラリアにかかっていて予防薬を飲んだ場合、フィラリアの虫が一斉に体内で死んで、それが血管や心臓に詰まり、それが原因で死んでしまうことがあるから。 予防薬は、まだフィラリアに感染していない動物にのみ安全ということのようだ。 うちでは、わんこたちにハートガードという名前の薬をやっている。 この薬も御多分にもれず、月に1回というのがメーカー側の指示。 でも、色々わんこ関係の雑誌、研究論文、調査結果などを読んでいると、フィラリア予防薬も虫を殺す薬である以上劇薬で、その副作用で死んでしまう症例も結構報告されている。 そんな劇薬は必要最小限に抑えようという考え方が、少しずつドックオーナー達の間で普及しているらしい。 蚊から感染したフィラリアの幼虫は、予防薬では殺しにくい大きさに育つまで最低63日かかる。 ということはこの63日以内に、予防薬を服用し、それが有効に働いてくれればよいわけだ。 だから、メーカーが言うとおり30日ごとに薬をやるのではなく、45日から50日くらいの間隔でやる。 あと、予防注射などをした日などは、フィラリアの薬をやらないようにする。 メーカー側は月に1度と説明する方が、使う側も覚えやすいし、売上もその方があがるのでそうしているのだろうけど、、、、。 実際、うちでは過去2年、きっかり50日ごとにやっている。 このやり方にしてからも、4匹のわんこ達は1度も血液検査で陽性になったことはない。 これによって薬代も多少なりとも節約でき、わんこたちにも副作用を起こさせる危険が減るわけで、いいことづくめってことかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004/06/22 05:28:37 AM
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