アメリカわんこ生活

現在我が家には色んな動物がいる。
私は動物は結構何でも好きで、昆虫や爬虫類、両生類も大好き。
でも、にゃんこはいない。

実は私にゃんこも大好きで、実家には3匹いる。
コテツ、フク、ミースケの3匹。
猫はどんなポーズをしていても絵になる。
そしてあのわがままなところがまたよい。

出来るものならうちでも飼いたい・・・けど飼えない。
なぜなら私は喘息もちだから。

日本にいた頃はアレルギーでも喘息でもなかった。
ところがここに越してきて3年目、原因不明の咳で半年ほど苦しんだ。
何度かかかりつけのホームドクターに診て貰ったけど、咳止めをくれるだけ。
ついに私はぶちきれて「ちゃんと検査してください！」と。
そしたらやっと肺の専門医を紹介してくれた。

専門医で色々検査した結果、アレルギー性の喘息ということが判明。
花粉、大気汚染その他もろもろ色んな要因でなるのだそうだ。

フェザーやウールの寝具、衣料も使うのをやめるように言われたのでやめたし、
空気清浄機も取り付けた。
でも、やっぱり季節や体調によって発作が出る。
半年に1度検診に行き、発作の出る前は何となく自分で分かるので
早めにインヘーラー（吸引式の薬）を使うことで何とか普通に生活できている。
先生はインヘーラーを毎日使うよう言うけど、これってすごい心臓に負担がかかるらしいので、
必要なときしか使っていない。
（でもばれたら叱られるだろうな）

私が喘息を発症したとき、タローは既に我が家の一員だったけど、
偶然にもこの子は毛が抜けないタイプで、人間のように伸びるだけ。
獣医さんによるとタローはシュヌードル（シュナウザーとプードルのミックス）だと。
言われてみればどっちも毛が抜けない種類だ。

で、タローのお嫁さん探しを後にするときにも、シュナウザーかプードルにしようということになり、
ミニチュアシュナウザーのモモがうちにやってきた。
2匹の間の息子達、コスモとフーディーニも毛が抜けない。

シュナウザーは散髪が面倒だけど、それ以外はとってもラクチン。
毛が抜けないし、犬臭くもない。
アレルギーの人には向いていると思う。

フェザーの枕や布団をやめたくせに、わんことは毎晩鼻をつき合わせて寝ている・・・。
でも大丈夫みたい、先生には叱られるので絶対に言えないけど。

そんな訳でうちでは毛が抜けるわんこ（季節ごとに換毛するタイプ）とにゃんこが飼えない。
ああ、あの肉球をプニュプニュ押したり、喉をなでてゴロゴロいわせたりしたい～～～。

いつか喘息の特効薬でも出来たら、にゃんこが飼えるのになぁなんて
よその子を見るたびに思っている。