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2005/02/11
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さて、日曜日にあった話を。

この日はスーパーボウルといって、アメフトのプロリーグ2つの今年度の優勝チームの試合がある日だった。
これは毎年、すごい盛り上がりになる。

ハーフタイムのパフォーマンスは今年はポール マッカートニーだとか、開会の時の国歌は今年は誰が歌うとか、毎年話題になる。
開会の折には空軍のジェット機が空を舞い、軍のバンドが国歌を演奏し、まさしく国民あげてのイベント。

この日はみんなで友人を呼んでスーパーボールパーティーを開く人も多い。
試合を観戦しながらみんなでわいわい楽しく飲んで食べて。



向かいのカップルライアン&クリスティンもそのパーティーを開くということで、私達家族&旦那の親友ロバートも招待されていた。

夕方から始まるので、それまでのんびり玄関のポーチにあるブランコに座って、みんなでビールを飲んで喋っていた。

そろそろパーティーにもお客さんが来始めたかなぁという頃・・・。



ブォ~ンブォ~ン、ボボボボボ~~~~!!

1台のBMW(最高級グレードのセダンで新車)がうちの前の通りを2~3回、時速70キロくらいで通過。

うちの通りは先が行き止りなので、人通りも車の通りも普段はあまりない。
それをいいことにこんな走り方をするとは!!

旦那すっくと立ち上がった。

つかつかつか・・・・ナント道のど真ん中に仁王立ち。 ヽ。(ー_ーメ)しゃきーん

あ、またさっきの車がやってきた!!

ボボボボ~~~、キキーーーッ!!

急ブレーキで止まった。

車から降りてくる初老の男性。
ちょっとお金持ち風で身なりもきれい。

旦那「いい車に乗って、いい服着てるけど、ここがどういうとこだか分かってんの? 住宅街でしょ? うちには小さな子もいるし、犬だっている。こんな走り方されたら迷惑だ!」v(ー_ー)チッチッチッ

そして、更にこう続けた。
「あんた、向かいのパーティーのお客さんでしょ? 悪いけど僕も招待されてるんだよね。後からそこで話をしようよ。
これ以上こういうことを続けたら、車もあんたもきれいなままでは帰れなくなるよ。」

ここで、斜め向かいのデイビッド(このうちにも小さな子とわんこ達がいる)、その男性に向かって自分の庭からこう叫んだ。

「You short d○○k mother f○○ker!!」凸(`´メ)
(乙女の私には、恥ずかしくて日本語では書けましぇーん(笑 )

いやいや、デイビッド、君がこういうときにバッシーーンと悪と戦う性格なのはよくわかってるよ。
でもこれって、ちょっと言い過ぎかも・・・。

旦那(デイビッドに向かって)「もう僕がちゃんと話したから大丈夫だよ~~~~。」

男性怖気づき、「あ・・・・でも・・・・。」(+_<)

旦那「でもじゃないだろ! 自分の車を自慢したいだけだろ!」(メ▼。▼)y-~~~おら~

男性はそそくさとパーティー会場であるライアンのうちに消えていった。



さて、私とロバートはこの出来事の後、一体あの男性が何者なのか気になって、「パーティーに行くのやめようか?」などと話していた。

でも旦那は「こっちは悪くないんだから、そんなに遠慮することないよ。」といって、断然行く気でいる。

うだうだ話しているうちに、例のBMW、いなくなってしまった。

これ幸いとばかりに堂々とパーティーに乗り込んで、早速さっきのことをライアンとクリスティンに話したら・・・。

なんとさっきの初老の男性、クリスティンの職場の上司だった!!

しかもアトランタでは1番の高級住宅街バックヘッドに住む、大学教授の肩書きを持った人。

「え~~~? もしかしてすごい迷惑かけたんじゃ??」
心配する私に「いいのよ、あの人いつも子供みたいな行動するから。たまにはおしおきになって丁度いいかも。」って。
ライアンも「そうだそうだ~、もっとやれ~~!!」だって。

よかった~~。
・・・って何で私がこんなにほっとしなくちゃいけないんだ!ヽ(`□´)ノ
肝心の旦那はどこ吹く風で、パーティーをエンジョイしているというのに。

しかし、2人のかなり年下の男達に嫌味を言われてしまったこの上司、相当気まずかっただろうな。
翌日どんな顔でクリスティンの前で仕事してたんだろ?(≧∇≦) プププ



旦那が言うべきことをきちんと言ってくれるのは有難いが、ちょっとその場の雰囲気を考えてよね~という時もある。

なかなかうまくはいかないもんだ・・・。( -.-) =з





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最終更新日  2005/02/11 05:51:07 AM



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