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テーマ:夢を叶える人になる(1190)
カテゴリ:雑談
NASAの日本人宇宙飛行士、若田光一さんの講演会に行った。
テキサス州ヒューストンにあるNASAから、アトランタ在住の日本人の子供たちの為に、わざわざ来てくださったのだ。 子供達のためにとは言いながら、小学生以下向けと中学生以上&一般の人向けに、1日2度も話してくださって。 私はその一般向けのを見たわけだが・・・・。 講演を聴くにあたって、事前に私はこの方の著書を借りて読んだ。 「僕の仕事は宇宙飛行士」という本。 (楽天では扱ってないみたいだけど、AMAZONにはあります。) 生い立ちから宇宙飛行士になるまでの四次選抜のこと、訓練、私生活・・・いろんなことが書かれていてとても面白かった。 そしてスライドを使っての講演。 スペースシャトルや宇宙ステーションに関する科学的なことを分かりやすく説明してくださり、あっという間の1時間半だった。 その時に始めて知ったのがJAXA(JAPAN AEROSPACE EXPLORATION AGENCY 宇宙航空研究開発機構)の存在。 現在NASAにいる日本人宇宙飛行士8人は、すべてこのJAXAに属しているそうだ。 有名な毛利衛さんや向井千秋さんもそう。 若田さんは今までに2度、スペースシャトルで宇宙ステーションに行って作業をしたりしている。 3度目も近い将来あるかもしれない。 5月には野口飛行士が飛ぶことが既に決まっているそうだ。 話を聞く中高生達、とても真剣に興味深そうに聞いていた。 若田さん、子供たちの質問に答えるとき、こう言っていた。 「何の仕事でもいいから、その仕事で一流になる・・・たとえば料理人でも、学校の先生でも。じゃあそれをどうやって宇宙での研究開発に生かしたり関連付けたりできるか、それを考える。そういう仕事から宇宙飛行士になる道だってきっとありますよ。」 彼自身は空が好きで、九州大学の航空工学科大学院を出た後、JALのエンジニアをしていたそうだ。 科学的なお話はもちろんすごく面白かったが、何がびっくりしたってとにかく、こんなにすごい人が世の中にいるんだなぁと。 もちろんアメリカ人にも宇宙飛行士は何人もいるし、日本人の飛行士の姿をテレビで見たりする機会もあるけど、直に話す姿を見ていると、オーラが出ているというか・・・目の輝きが違う! そして、お話は全くよどみなく、すべて計算し尽くされたかのように完璧で、頭の良さがうかがえる。 かといってそれを鼻にかけている風ではなく、謙虚で普通の日本人という感じで、ものすごく感じがいい。 それに41歳なのに、30歳くらいにしか見えないほど若い。 よくテレビなどで宇宙飛行士が着ているNASAのジャンプスーツがとてもよく似合っていた。 もちろん健康管理には芸能人、プロスポーツ選手でも及ばないくらいの気を使い、一流の医師やトレーナーがついているのだろう。 でもきっとあの輝き、若さは自分の夢を実現している充実感からきているのだと思う。 友人のお義父さんが、以前ある会合で毛利衛さんに会って話したらしい。 とても感じがよくて、輝いた人だったそうだ。 宇宙飛行士という、確率的に言えば大リーグの選手になるより難しい、そして究極の夢のある仕事に就いている人は、やはりそれなりのカリスマというか輝きがあるのかな。 いや~、本当に本当に!!素敵な人だった。 こんなすごい人、この世の中にいるんだなぁってつくづく実感した。 私が元々理科系の人間だからかもしれないが、芸能人に会うより感動したよ~。 その輝きに少しでもあやかりたくて、握手までしてもらっちゃった♪ 何だかこの講演会で元気をもらったというか、前向きに頑張ろうという気になれた。 夢に向かってこつこつ頑張ることって、それが実現するしないに関わらず、絶対無駄じゃないよね・・・て思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/02/14 12:50:11 AM
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