アメリカわんこ生活

皆さん、前回の私の愚痴愚痴日記にお付き合いくださってありがとうございました。
皆さんのコメントのおかげで、気持ちも楽になりましたし、こうやってまた日記を書こうという気になってきました。
これからもまた、自分のペースで頑張っていきます。


本当にありがとう～！
アリガタビーム!!(ノ・_・)‥‥・・・━━━━━☆ピーー

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私が落ち込んでいる時に、旦那の友人スティーブから電話があった。

5週間ぶりの電話。
その間、旦那が彼の職場に問い合わせても社員のプライバシーに関わることは教えてくれないし、携帯に電話しても出ないし・・・。

彼はちょっと前に奥さんに離婚を切り出されて、それが最近成立したばかり。
1人でアパートで暮らし始めた。
そう気が滅入っている風でもなかったけど、本当は落ち込んでたのかな？

みんなであれやこれや話していたが、一向に彼からの連絡はなく、段々と冗談どころではなくなってきた。
もしかしてアパートで首でも吊ってるんではないか？
今頃腐乱死体になってたりしないか？

いやもう・・・みんなで真剣に心配して、捜索願でも出そうかと話していた。

そんな時に電話がかかってきた。
よかった～、無事で・・・。



彼の仕事は電気の配線工。
5週間ほど前にどでかい教会の天井に電気を配線していて、20メートルくらいの高さからコンクリートの床に、足元を誤って落ちたのだそう。
まともに落ちていれば即死だったろうが、何かのはずみで打ち所がよかったらしく、九死に一生を得たらしい。

「で、大丈夫なの？」と尋ねたら「頭蓋骨骨折と左肩脱臼と両足を複雑骨折した。」だって！
5週間ずっと入院していたのだそうだ。
その間、頭蓋骨を継ぎ合わせたり、足も5回手術をしたそう。

やっと2～3日前に退院して、今は自宅で車椅子の生活。
でも自分でトイレに行けるようになってすごく嬉しいと。
健康に働けて、ちゃんと食べたりトイレに行ったりシャワーを浴びたり、そういう普通のことが出来るのがどんなに有難いかよくわかったとしみじみ語っていた。

これを聞いて私も「そうだよなぁ。いつまでもウジウジしてちゃいけないよ～！」なんて自分にはっぱをかけた。
こんな怪我に見舞われてないだけ私はまだましだと思わなくちゃ。

人生ってとっても不公平だし、人の暮らしなんて上を見ても下を見てもきりがない。
自分の身の丈に合った暮らしをしながら、出来ることを頑張り過ぎない程度にやればいいのかな・・・なんて思った。
こんな考えでは野心がなさ過ぎるのかもしれないけど。

とにかく近々、旦那やロバートと一緒にスティーブのところにお見舞いに行こう。
早く元気になってくれるといいな。