アメリカわんこ生活

ハリケーン　カトリーナの影響で、ガソリンの価格高騰に拍車がかかっている。

ジョージアは全米でもガソリンの安い州で、私が越してきた頃（９年前）、この周辺ではガソリン１ガロン当たり（１ガロン＝3.78リットル）８０セントくらいだった。

ところがじりじりと価格が上がり始め、イラク戦争を始めた頃から更に高騰。

今回のカトリーナが来る前は１ガロン当たり２ドル２５セントくらいだった。

そして現在、更に値段は上がり、１ガロン当たり平均３ドルちょっと。

１０年も経たない間に値段は３倍以上になっている。

平均的な物価の上昇と比べても桁違いだ。

私たちのようにお給料で生活している家族にとって、給料はそうそう物価上昇にあわせて上がっていくことはないことはないから、今のこの事態はきわめて深刻なのは分かっていただけるだろう。

しかもアメリカの会社は、日本のように社員に交通費を出すなどということはない。

車通勤が極めて多いアメリカでは、ガソリンの価格上昇は本当に痛いのだ。

うちの旦那の通勤にしてもしかりだし、息子の幼稚園も結構遠いのでその送り迎えにかかるガゾリンも。



そして、今回のカトリーナのもたらした災害により、この冬の暖房費は昨年に比べて５０～７０パーセントアップするという予測がされている。

輸送費のコスト上昇により、食料品や建築用の木材などあらゆる物の価格も上昇するだろうと。



昨日息子を幼稚園にお迎えに行った際に、お知らせのプリントをもらった。

この日本人幼稚園は普通のアメリカ人向けデイケアセンターの一角を借りて運営されているのだが、家賃の２５％アップ、そして今までは家賃代に含まれていたランチ代も別に請求する形にすると言い渡されたという。

それに伴い、月謝も来月から２５％アップせざるを得ないらしい。

しかも今までは月謝に含まれていたランチ代も、近いうちに別途支払う形になるらしい・・・。



ただでさえ嫌～な気分になっているというのに、それに追い討ちをかけるように、昨日は息子に私の眼鏡を２つも壊された。

かごに入っていたのを引っ張り出して、何をしたんだか分からないけどレンズが割れている。

ド近眼の私は眼鏡を数個持っていて、用途によって使い分けていたが、その中で１番よく使う２つを壊されるなんて！

レンズはド近眼でも薄くなるように、高度屈折レンズで高かったのに！

はぁ、レンズを直すだけでも２００ドルくらいは飛ぶな・・・。



そうこう考えていたら、めちゃくちゃ暗～い気分になった。

家計は苦しくなっていくばっかりだぁ～～～～～～～っ！{{(>_<)}}

また日本が遠のいていく、ふぅ～っ・・・。

もうこうなってくると、ため息しか出ない。

そして、子供がいなければ仕事だってもっと出来るし、子供関連のお金も必要ないし、里帰りの旅費だって私の分だけで済むし、毎日のストレスもかなり減るし・・・なんて思うと、子育ては本当に割に合わない。

いろいろ考えてると、気分が悪くなってくる。



これからは本当に、ケチケチケチケチケチ・・・と爪に火をともすようにして暮らすしかないの～？

この秋～冬は、私たちのような小市民にはとてつもなく辛い時期の到来かも。(T-T)