アメリカわんこ生活

旦那改め我がオットＲはたいした奴である。

気分屋で、好き嫌いが激しくて、言いたいこと言いの私との生活にも、あまり文句を言わない。

我がままな私と１０年以上連れ添ってるという、奇特なお方だ。



もはや今の私はアメリカの主婦スタイルにどっぷり浸かってしまっている。

今更日本で主婦など出来ないであろう。

洗濯は週２日、大きな洗濯機と乾燥機に任せればいいし、

ベッド生活なんで布団をたたむ手間はないし、

仕事が忙しいという口実のもとに、金曜の夕食から日曜の夕食までは作らない。

オットＲは日曜の朝などは、起きるとすぐにコーヒーを入れ、いそいそとホットケーキ、目玉焼、ベーコンなどを作ってくれる。

金土日と週３日も夕食を作ってくれるので、ありがたい。

当然ゴミ出しは彼の仕事だし、

買い物は２週間に１度、家族総出で２週間分を買い込むので、その際には当然彼も手伝わざるを得ないし、

車のメンテや修理、庭の芝刈り、日曜大工などなど・・・。

すべて彼がやっている。



まぁ、私だって毎日仕事で、土曜日も働いてるし、

家事、育児、わんこ４匹小鳥３羽イグさん２ひき、水槽６つと池の世話、

観葉植物や花などの手入れもやってるんだから、このくらい彼がやってもばちは当たらないよね・・・とも思っているが。



そんなこんなの毎日なのだが、昨日の朝、ちょっと私の機嫌を伺うように、尋ねてきた。

オット「ねぇ、今日仕事忙しいよねぇ？」

私「うん。」

オット「ええと～、予報だと今日はすごーーく天気が良くて、暖かくなるらしいんだよね。

　　　　で、もし時間があったらでいいんだけど・・・。((((((^_^;)」

私「うん、何？」

オット「庭に沢山落ちてる木の枝を拾ってもらえると嬉しいんだけど。

　　　　Ｋ（サル息子）も喜んで手伝うと思うよ。」

私「うーーん、忙しくて多分無理！　でも出来そうならやっとくよ。」



で、まぁたまには頼まれごとを聞いてあげようという優しい気持ちになった私、４時ごろに仕事を終えた後、大急ぎで枝を拾い始めた。

サル息子は当然手伝う気は全くなし！(=_=;

庭を走り回ってるだけ。

そして、一人で黙々と枝を拾う私・・・。

小一時間で山のようになった。



と、そこへオットＲ帰宅。

オット「あ、こんなに沢山拾ってくれたんだね。ありがとう～。(≧∇≦)」

私「何度も何度もかがむんで、腰がムッチャ痛くなったんだけど！(｀□´)

　　あ、一息入れたいからビール買ってきてくれる？　

　　あと、今晩寝る前にマッサージしてよね！(｀´)」



そして、そそくさとビールを買いに出かける彼であった・・・。

その後マッサージも下手ながら、してくれた。



そう言えば、以前笑いながらロバートに話してたなぁ。

「たろももママにとっての家族の優先順位でいくと、僕は間違いなく１０位以内には入ってないな。

　わんことかアロワナとか、動物達の方が順位が上だよ、きっと。」と。



おお！！

これはまさしく今日本で話題の「鬼嫁日記」のようではないか！(〇o〇;)

「アメリカ人オットを持つ日本人妻によるアメリカ人オット版鬼嫁日記」ってところ？

こんな毎日に耐えている（？）オットＲ、君は偉い！

心の奥では感謝しているよ～・・・と一応言っておこう～。(￣ー￣)