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テーマ:我が家の小鳥(2335)
カテゴリ:その他の子達のお話
ピコちゃん、君はとうとう昨日の朝方、逝ってしまった。
もう5年以上前、近所のペットショップで弱っていたよね。 目の周りは羽がささくれ立って、ダニがいそうな感じ、痩せていて、羽を小さく震わせている。 とっても可哀想に見えた。 だから私はペットショップの店員さんに交渉した。 「この子は絶対病気です。値下げしてくれるなら私が買いますから。」 でも、値下げしてくれなかった。 思いつきで小桜インコなんて飼ったら、また家族が増えてしまう。 オットにだって小言を言われそうだから、その時はとりあえず思いとどまった。 でも、君のことが気になって気になって・・・。 結局2~3日後にそのペットショップにまた行って、今度はもうそのままの値段で、君をうちにつれて帰ったね。 数日してから獣医さんに行って、お薬を貰った。 君は体重も増えて、羽の艶もよくなって、元気一杯になった。 人になつかない君が寂しそうなので、お友達も連れてきてあげたよね。 趣味で小鳥を繁殖している方から譲り受けたポコちゃん。 君とポコちゃんはしばらくは仲良くしてたけど、その後、ポコちゃんがちょっと乱暴になってきたので、別居状態に。 でも、ケージは横にぴったりとくっつけてあったので、2羽でよくおしゃべりをしてたよね。 しばらく経って、君は毛引きが癖になり、わきの下や首を強くかみすぎて怪我ばかりするようになった。 獣医さんにまたまた何度もお世話になった。 それ以来、毛繕いをしないように、いつもプラスチックのカラーを首の周りに巻いていたね。 きっと何かと不便だったと思う。 こうしとかないと、いつかはまた強く咬みすぎて、その怪我が元で死んでしまうだろうと先生に言われたからなんだけど、ごめんね。 先週、君のカラーに血がついているのを発見して、びっくり! 翼の下に結構大きな腫瘍のような物が出来ていて、今までそれに気づかなかった自分にもの凄く腹が立った。 金曜日・・・獣医さんにまたまた見てもらったけど、良性か悪性かは分からないと。 とにかく暖かくして、安静にしてあげてくださいと言われた。 ケージはポコちゃんの隣から別室へと移され、ヒヨコ電球で温めて、そっとしておいた。 でも、君とポコちゃんは大きな声でお互いを呼び合ってて・・・すごく申し訳ない気分になった。 腫瘍が見つかって以来、カラーはやめたよね。 少しでも楽な姿勢で・・・と思ったから。 怪我をしてないかも毎日チェックしてたから、大丈夫だと思ってたけど、やっぱりそんなんじゃ駄目だった。 水曜日の朝、君は首の大きな傷から沢山出血をして、ケージの底に横たわっていた。 毛繕いのし過ぎで、頚動脈でも咬んでしまったんだろうとすぐに想像はついたよ。 ごめんね。 ここまで何度も命拾いしてきた君を、今回は助けてあげられなかった。 ポコちゃんもこの世から君がいなくなってしまったことなんて分からなくて、未だに大きな声で呼んでるよ。 天国からポコちゃんに話しかけてあげてね。 色々手のかかる子だったけど、私もオットRもサル息子も、君のことが好きだった。 一晩明けた今日、君を裏庭に埋めます。 どうか安らかに・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/03/03 06:14:51 AM
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