アメリカわんこ生活

先週末から体調が最悪になり、熱を出して寝込んでおりました～。

すっかり読み逃げ専門になってしまって、申し訳ないです・・・。

そろそろ皆さんのところに以前のように伺えそうですので、またどうぞよろしくお願いします。


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タローが亡くなって日曜日で1週間だったのだけれど、この1週間がとてつもなく長く感じられた。

毎日めそめそしているので、目の周りは腫れてボロボロ。

何もする気がしなかったけど、今は少し元気が出てきた。



タローが亡くなる前夜、かなり具合が悪い彼をさすりながらテレビを何となく眺め始めたら、「シックスセンス」という映画が始まった。

以前から見たいと思いつつ見そびれていた映画だ。

シックスセンス・・・第六感についてのお話。

死者の霊が見える男の子と、その子を一生懸命サポートしようとする心理学者のお話なのだけど。

この映画を見ながら、何となくタローが私にこれを見て欲しかったのかな・・・って思ったりして。

僕はもうすぐ死んでしまうけど、魂はいつも側にいるからねって。

この映画では最後に明かされるのだけれど、この心理学者、実は自分が死んだということに気づいていない死者なのだ。



そしてその翌日の朝・・・タローは横たわりながらすごく寂しそうな目で私を見つめていた。

「もういいよね、僕がいなくなってもママは大丈夫だよね。」と言っているような気がした。

その日の午後、彼は安らかに息を引き取った。



タローが亡くなった日とその翌日、夜一人で起きているとタローがいつも寝ていた私たちの寝室から、かすかにコンコンと彼の咳が聞こえてくる。

今までこの咳をいつも聞いてきたので、耳に残ってるのかなぁ・・・なんて思いつつ、気に留めなかった。

でも、この話を例の神主の娘である友人にしたら、「亡くなった魂は自分が死んだことをまだ分かってなくて、今までいた場所に何日かとどまるらしいよ。」と。

彼女もこれと似たような経験をしたことがあるらしい。

で、魂はそれからあの世にしばらく行って、その後また生前の家族を守るべく戻ってくるとか。

「シックスセンス」の話もしたら、そういう偶然のように見えるけど実は目に見えない力が働いている出来事って結構あるんだよ、とも言っていた。

まぁ、こんな話は信じる人信じない人色々あるだろうけど、今の私は信じる派かな。



これは私がただ漠然と感じることだけど・・・。

タローはまたいつか、別の体になって、私のところにやってくるような気がしている、何となく。

どのみち私はこの先わんこをお金を出してブリーダーやショップから買うなどということは考えていないので、また放浪犬として私の前に現れたり、はたまたシェルターなどで出会って、目に留まったりするのかも知れない。

今はいつか、そういううれしい出会いがあることを期待していよう・・・。