アメリカわんこ生活

すっかり日記をサボって早2週間。

最近自分の周りであまり嬉しくない出来事が続いたことと、「貧乏暇なし」状態で毎日あくせく忙しくしていたので、すっかり楽天から遠のいていた。



あまり嬉しくない出来事というのは、タローの死から始まり、その後職場の親しい友人が理不尽な理由で退職するハメになったり、オットＲの親しい友人で私も親しくしている人たちに不幸なことが続いたり。

（一人の友人はとても仲のよかった従兄弟が強盗殺人の犠牲になり、もう一人は死亡率の高い皮膚がんと診断され、現在治療中。）

とにかく毎日どんより気分で過ごしていた。

でも、そんな自分にはっぱをかけるべく、水族館のボランティアに頻繁に行ったりもして。



水族館のイベントなどで出会う人たちは本当に興味深い。

中でも、こんな暗ーーい私に元気をくれたのは、筋萎縮症の人たちの団体の会合。

現在の医療では決定的な治療法がなく、長年じわじわと弱っていく自分の体と向き合っていかなければならない。

皆さん、車椅子や杖、ウォーカーなどを使ってらっしゃる。

なのにとても前向きで明るくて。

ウジウジしている自分がとても恥ずかしくなった。



最近こうしてボランティアの仕事を通して色んな人に会うと、これってもしかして飼育関係の仕事（餌の準備や水質検査など）を部屋にこもって黙々とやるよりは楽しいんじゃないかと思えてきた。

とにかく毎回楽しく、仕事をさせてもらっている。

自分の時間と少しのお金（駐車代など）を使ってでも充分に得るものが沢山ある上に、毎回仕事の後に大好きな水族館内を自由に見てまわれる。

この充実感は今まで経験したものとは明らかに違うし、決してお金では買えない貴重な体験だ。



何かの本によると、人生はいい時悪い時・・・色々浮き沈みがあったほうが幸せをより実感できるんだとか。

こういう色々な経験が私の人生を豊かにしてくれてるって、今ひしひしと感じている。



昨晩は、ボランティア感謝デーということで、閉館後、ボランティアとそのゲストのみが招待され、盛大なパーティーがあった。

自由に館内を見て周り、食事や飲み物が振舞われ、みんなで盛り上がり、とにかく楽しい一夜を過ごした。



そんなこんなで、少しは気分も明るくなってきたような。

そろそろ気分を変えて、明るく前進していきたいと思っている。