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テーマ:ヨットライフ(20)
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鹿児島の西に甑島が在る。5月の連休ではなかなか行けない(日数的に)甑島。今回は難なく行ける。野間池より35マイル程度だ。途中大きなタグボートに遭遇した。 甑島、里港が見えて来た。どんな出会いがあるか楽しみだ。まず、ヨットを着岸する場所を探さなくてはならない。漁師に確認して場所を確保する。 とりあえず、着岸場所をキープして上陸する。暫くして漁船に沢山の人が乗って帰港してきた。みんなの共同作業でイサキ漁をしていた様だ。イサキ追い込み漁だ。昔ながらの艪船でイサキを驚かせない様に囲み網を回して漁をする。前回は6トンもの水揚げがあったが今回は全く駄目だったとのことだった。 昔ながらの5丁艪船。 イサキ漁の道具。 漁師に断って摂り合えず着岸した場所だったが、漁船入港時の引き波が激しくこのままだとAmigo号のクリートが間違いなく吹っ飛ぶのが判ったので移動する事にした。漁協の職員に相談して漁協対岸に移動した。
無事移動を完了して、船内の片付けをしていたら、「漁り火」店長が「ヨットで来たのかうちに飲みに来ないか」と誘ってくれた。温泉に入りさっぱりして、飲みに行こうと歩いていたら岸壁に釣り人が居たので声をかけた。「釣れますか」と。Sさんは漁り火の常連客らしく、今から漁り火に飲みに行くというと、一緒に飲もうと釣りを止めて納竿した。 奥が店長とSさん。昼は漁師夜は居酒屋店長。昼に材料を仕入れるので新鮮で美味い下の写真は店長が栽培している海ぶどう。酢醤油で食べると美味い。漁り火で暫く飲んでその内Sさんが我が家で飲もうと誘ってくれたので行く事にした。奥さんと3人でまた暫く飲んだ。明日は車を貸すから是非、甑島観光をしてくださいと申し出てくださった。楽しいひと時を過ごし夜半過ぎAmigo号に帰艦した。良い人と出会うのは楽しい、一期一会を大切に旅を続けて行きたいものだ。
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