鋼の錬金術師第63話「扉の向こう側」
お父様はグリードの賢者の石を奪おうとする。 お父様に引き込まれるグリードをリンが引き止めるが、 一緒に戦うと嘘をついて、リンの手から離れてしまう。 嘘をつかないグリードの最初で最後の嘘だった。 グリードはランファンに腕を斬らせ、リンの体から分離し、 お父様の体を炭化させる。 「遅めの反抗期だよ、親父殿」 お父様の体から追い出され、消されてしまうグリード。 エドは拳でお父様を貫き、体に穴を開ける。 賢者の石が出て行き、黒い触手に絡めとられるお父様。 「生まれた場所に帰れ!フラスコの中の小人、 ホムンクルス!」 フラスコの中の小人は真理の扉へ・・・ 真理は思いあがったお前に絶望を与えようと言った。 真理の扉の中へと引きずり込まれるホムンクルス。 リンは、通行料として賢者の石を使えと差し出すが、 エドはアルと賢者の石は使わないと約束したと言う。 ホーエンハイムはちょうど一人分の通行料になるから、 最後ぐらい、父親らしいことをさせてくれと言うが、 エドは拒否する。 エドは考えた末、人体練成陣を書き始める。 真理にアルを取り戻す代価は自分の心理の扉だと言うエド。 もう二度と錬金術は使えなくなり、ただの人間に成り下がる のか?と聞かれ、エドは答える。 「錬金術が無くても、みんながいるって!」 「正解――!」 エドはついにアルを取り戻す。 小さくなったプライドをブラッドレイ夫人に渡すエド。 ホーエンハイムはアームストロングから感謝すると言われ 「ありがとう」 と、涙を流しながら、立ち去る。 故郷に戻り、トリシャの墓の前でエドにクソがついてたけど 親父と呼ばれたことを報告する。 「充実した人生だった。」 ピナコがホーエンハイムを見つけるが、すでに 満足そうな顔を浮かべ、息絶えていたのだった。 EDでホーエンハイムが泣いている家族で撮った写真 を見て、思わず、うるうるって泣けてきました。 次回、最終回ですね。 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST FINAL BEST(初回限定CD+DVD)価格:2,834円(税込、送料別)