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2024年09月13日
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BLの苦手な方は読まないでください。

18禁です。

あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

何卒お許しくださいませ。



手書きハート   手書きハート   手書きハート   手書きハート   手書きハート   手書きハート



翌日、日向は学校を休んだ。若島津は心配したが、微熱だから寝てれば治ると嘘をついて、

何も食べずに部屋のベッドに寝ていた。日向は夜も朝も食欲がなくて、何も食べなかった。

三年生に襲われたせいで、寮の食堂に行くのすら怖くなっていたのだった。

お昼になって、お腹が空いてきたが、まだ食事をする元気がなかった。今なら誰もいないから、

食堂のおばちゃんに頼んで、お粥でも作ってもらったほうがいいかなと思ったが、

ベッドから身体を起こしただけで、痛みが走り、ベッドから出られなかった。

「死にたい。」

日向は涙がポロポロ溢れてきた。すると、その時、部屋のドアがコンコンっとノックされた。

日向は若島津がお昼休みに購買でパンでも買って来てくれたのかと思ったが、違っていた。

ドアを開けて、部屋に入って来たのは加藤だった。

「日向。今日、学校休んだんだってな。パン買って来たよ。食べるか?」

日向の顔は青ざめた。しかし、加藤は近寄って来て、ベッドの傍に腰掛けて、

「カレーパン好きか?昼飯まだだろ?食えよ。」

と言った。日向は怯えて、首を振ったが、加藤はお構いなしにカレーパンを日向に手渡した。

「明日は部活来いよ。俺が昨日、辞めるなよ。って言った事は覚えてるか?

部活辞めたらどうなるか分かってるよな?」

「…。」

「明日も休んだら、写真ばら撒くって山田が言ってたぞ。逃げるなよ。必ず来いよ。」

日向は吐きそうになって、口を手で押さえた。

「心配するな。日向には俺がついてるから。もうあんな事はさせない。俺がずっと

一緒にいてやるよ。部活はマンツーマンで練習しよう。だから、明日は休むなよ。」

「…。」

「薬はちゃんと塗ってるか?切れたとこ早く治ると良いな。じゃ、明日な。」

と言って、加藤は帰って行った。

                      (続く)





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最終更新日  2024年09月13日 23時13分41秒
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