87時間目 ワードで文字間を設定する
| ワードなどワープロアプリでは、文章で文字間というのがあります。
書類などでは、そのまま【報告書】とせずに【報 告 書】と文字を一文字ずつあけたほうが見やすいことがあります。 |
文字の字間
1 文字の大きさは1ポイントが約0.35ミリになるので、文字サイズ72ポイントで約25ミリになります。漢字が25ミリに正方形サイズで、ひらがなが25ミリの円の中におさまるようなサイズになります。
なので、72ポイントで7文字の長さが、約504ポイントで175ミリになります。ただしこれは、フォントによって文字の幅がかわるので、ゴシック体、明朝体、筆文字などで文字の長さがかわります。またPフォントというプロポーショナルフォントでも文字の幅が異なります。
見本はMS明朝体の等倍フォントになります。
2 文字間は、等倍フォントの場合は、一文字ずつ間隔をあけた全角あき、半文字の空白の間隔の半角あき・半角送りの文字間隔があります。
3 つぎにたとえば7文字にそろえた場合は、文字の間隔も文字数によって異なります。
4 同じ7文字揃えの場合でも、人名などを7文字で揃える場合は、空白で名字、名前を調整して7文字でそろえる場合と、均等に空白をあけて、7文字にそれる場合があります。
5 書類などのタイトルで、文字間をあけない場合と、あけた場合ではデザイン的にあけたほうがすっきるする場合があります。見本では半文字あきになっています。
7 広告などのデザイン的な仕事の場合、決められた高さ、幅の中に、なるべくいっぱいになるように、文字の高さ、幅、文字間隔をあけたり、詰めたりして調整して、文字をレイアウトしないといけない場合があります。
8 文字間を詰める 上からMS明朝、真ん中がMSP明朝、一番下がMSP明朝を0.5ポイント詰めたものになります。
文字の大きさ、行間、字間(カーニング)
MS P ゴシックの72ポイントで「きょうしつ」って打つと1行目のようになります。
MS P ゴシックは、プロポーショナルフォントで
文字の幅にあわせて、字間がきれいにつまるように設定されていますが
72ポイントで打った場合、字間にばらつきがでます。
2行目みたいに、こんなに詰めることが、ありませんが
一文字単位で調整しないと、2行目のように詰められません。
【きょうしつ】と、72ポイントで、ふつうに入力するとMSPゴシックでは上のようになって、まだ少し文字間が均等につまっていません。長文を目で確認しながら、2行目みたいに詰めるのが問題です。どうすればよいでしょうか?
※見本では、わざとぎりぎりに詰めていますが、目で見ながら調整できると、イラストレーターなどデザインのレイアウトソフトのように美しくカーニングで文字間を調整することができます。
文字間(カーニング)の調整は、
フォントから文字幅と間隔から、文字間隔を選び
間隔をすこしずつ詰めていきます。
下のところにプレビューが見えますが
一文字だけ選んだり、長い文章で一文字単位で
詰めていくのは、このウインドウの字間調整はちょっと無理なようです。
目で確認しながら詰めていく方法の答え
●答え
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