今日は、東京での
色彩検定超直前対策講座でした。
「色彩力向上委員会」Aコースでは、
色彩検定2級レベルの配色を学びますが、
光と色や表色系、色名、
インテリア、エクステリア、ファッションなどは
含まれていないため、
2日間の直前対策講座で
フォローしています。
今回、改訂になったテキスト。
新2級テキストだけでなく、
旧2級テキスト、
旧3級テキスト、
新3級テキストを分析し、講座を構成しました。
たとえば、
もっとオーソドックスなやり方をするのなら
「3級講座」と「2級講座」を
もっと時間も長くし、
金額も高く設定して開講する。
あるいは、
「2級講座」の内容のみにして、
3級は理解しているものとしてやる。
そうしたほうが、講師側としては
かなりラクなわけですが
そんなやり方をしても、
あまり意味がないので、
より効率よく、
よりいいものを提供する、
それが私のスタイルです。
もし、自分の身を守るのであれば
「テキスト全部やってください。
覚えてください」といいますし、
そうしたほうがはるかに安全なのですけど
我ながら危険な性格と思いますが
「これは捨ててもいい」
「これはやらなくてもいい」と
言いきってしまう私。
なんて、恐ろしいことを、、と思いますが、
なんでもかんでも捨てていいということではなく、
あまり意味のないことに
時間や脳みそを割くのであれば、
短時間で効率よく、
「絶対受かるためのことをする」
そして、
いまだかつて不合格者はいませんから、
きっと、これは
そう悪くはないのでしょう。
直前対策講座は「受かる」ための講座。
けれど、「受かる」ためだけの勉強は楽しくないし、
「暗記する」だけの色彩学では
本当に意味がない。
だから、
「使える」色彩を、
「活かせる」色彩を、
これが「色彩力向上委員会」。
そして、
色彩を仕事にする、
色彩を誰かに伝えるのであれば、
押さえるべき色彩の基礎があると私は思っています。
それが、「伝える」「教える」側の責任と思います。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
もっと見る