Ken’s Bar 〔ネタバレありです〕
行ってまいりました、「Ken's Bar」in 河口湖ステラシアター。7日の三重は、チケットを取っていたにもかかわらず行けなかったので、今日は、今回唯一のBar。「Ken's Bar」は、普段のLiveとは少し異なり、平井堅さんのオリジナル以外にカヴァーが半分ぐらい占める。毎回、どんな選曲がされるのか、も、楽しみのひとつ。3時過ぎ、河口湖に到着。陽射しは強いけど、「ヒューミッドじゃないのがいい(笑)」(by 堅様)ホテルで出会った「はじめまして~」のひとたちが、三々五々ロビーに集まり、車でステラシアターに向かう。こんな旅先での出会いも、いとをかし。6月27日の日記で書いたように、今日は「最前列」なのだ!!あ、厳密に言うと「テーブル席」(あまりに興奮していて、「テーブル席」の存在を忘れていた・・)があったので、「最前列」ではなかったのだけれど、、、。席につくと興奮も期待も最高潮に。こんな、こんな、こ~んな近くで見ちゃって、聴いちゃっていいの??少しずつ陽が落ちていく。頬をなでる風が心地よい。手には、カシスソーダが。富士山が夕陽に包まれる。いよいよ開演・・・。彼のステージは、本当に楽しい。そして感動がある。行く前からセットリストは知っていたのだけれど、それでも、それ以上の感動がそこにある。MCでは思いっきり笑わせてくれるし、曲になると思いっきり涙を誘う。ヴォーカル力、表現力、MC力・・いろんな魅力が彼にはあるけれども、自分のことを「腹黒い」といいつつも、繊細な感じ、純粋な感じ、がいい。そして、等身大で伝わってくる、彼の「生き方」がまた、共感できるのだ。それが、彼のオリジナルにも、カヴァー曲にも表れている。「自分を強く見せたり 自分を巧く見せたり どうして僕らはこんなに 息苦しい生き方選ぶの?」 (Life is・・)「It's the heart afraid of breakin' That never learns to dance It's the dream afraid of wakin' That never takes the chance It's the one who won't be taken Who cannot seem to give And the soul afraid of dyin' That never learns to live」 (The Rose)今回のカヴァー曲は、ユーミンの「Hello, my friend」や陽水さんの「少年時代」など。何とも切なく、ホロ苦く、キュンとなる。堅様同様、私も夏のギラギラした曲よりも、「もう、夏も終わっちゃうのね~」と、8月25日ぐらいの(?)過ぎ行く夏を惜しむような曲が好き。曲を聴いていると様々な風景や想いが呼び起こされる、ということはよくあるけれど、今日も、そんないろんな感情、心象風景が去来した。今朝のニュースで、先月亡くなった御手洗怜美さんのお別れ会で、大好きな「Hello, my friend」を会場で流した、というのをみていたので、そんなことも思い出され、ちょっとたまらない気持ちになった。「Desperado」の曲の途中では流れ星☆も~~。(あれは、花火だったのか??)。これもまた、野外ならでは、の醍醐味ですね。何だかまとまらないですね。うまく、ことばになりません・・。詳しくは、venuscolorさんのページもご覧になってください!彼女の表現力が、昨日のLiveの素晴らしさを語ってくれています。あんまり楽しくって、良すぎて、スゴすぎて、感動して、すっかり腑抜け状態です・・。7月20日にして8月31日の気分・・。ああ、私の夏は終わっちゃったのぉ??