連休明けの昨日、10年に一度という大型台風26号が近づく中、
最寄駅から10時15分発の東西線で九段下経由半蔵門へ。
半蔵門で国立劇場に近い出口は1番。ここから徒歩五分、
エスカレーターは途中まで、しかものぼりだけ。
エレベーターのある出口は遠い。外に出るともう小雨。
国立劇場10月歌舞伎公演を観てきました。
一谷嫩軍記 春興鏡獅子
春興鏡獅子は、市川染五郎が小姓弥生・獅子の精
長男金太郎と中村中車の長男團子が胡蝶の精 これがお目当て。
チケットを機械で受取り、お昼は会場内でカツサンド。
ドーカンでランチつもりでしたが珍しく根性でず。
一谷嫩軍記 12時~13時15分 35分休憩
1時50分~3時15分 15分休憩
春興鏡獅子 2時30分~4時25分 終演
並木宗輔=作
一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)二幕三場
- 陣門・組討・熊谷陣屋 -
序 幕 須磨浦陣門の場
同 浜辺組討の場
二幕目 生田森熊谷陣屋の場
松 本 幸 四 郎
中 村 魁 春
市 川 染 五 郎
中 村 松 江
市 川 笑 也
大 谷 廣 太 郎
大 谷 廣 松
澤 村 宗 之 助
松 本 錦 吾
市 川 高 麗 蔵
大 谷 友右衛門
市 川 左 團 次
義太夫狂言の名作らしい。主君への忠臣からの子殺し。
染五郎の父、金太郎のおじい様の幸四郎の腹芸、
オペラグラス使いっぱなし、
重々しい演技・・体調のせいかもしれないけど疲れた。
高 麗 蔵、笑也の女形、きれい。
二幕 義経の家臣として控える、
大谷廣太郎、廣松、澤村宗之助、中村梅丸、
楽しみなきれいどころ
福地桜痴=作 新 歌 舞 伎 十八番の内
春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)
長唄囃子連中
染五郎
金太郎
團子
扇緑
欣弥
春花
三津之介
国立劇場大劇場 HP
台風26号の影響で止まっていた電車もじょじょに再開、
各地、ことに伊豆大島の被害甚大。
昨日の歌舞伎はさんざんでした。体調ちょっとよくなってたのに
わくわくして、元気になるはずだったのに。
2500円のお席は傾斜あるから遠いけど舞台全体よくみえ
まずまずなのかもしれないけれどお隣に「居眠り爺」。
私もときどき意識がなくなったけど、いびきは・・・
鼾で聞こえないから自然と体左に避け腰ねじってたようで、
途中から頭痛に腰痛、もう帰りたくなった。
テンション、谷底?(笑)・・・でも
海老蔵の舞台写真みたら、いやいやいや、やっぱり
歌舞伎は いい♪ と気を取り直す。
そんなわけで、昨日は名優の演技にも集中できず とほほほほ。でも
ふたりの未来の名優のけなげで見事な、胡蝶の舞、父の獅子には感激感動、
ほろほろ涙。拍手喝采。・・・みなさんも これお目当てだったのかな?
居眠り爺も、そこは起きてた。
あなたならどうなさる?