1月2日(木)から26日(日)まで
新橋演舞場で上演されておりました
通し狂言 壽三升景清
千穐楽の前の日、土曜に
また、観てきました。
10日は、三階二列目からで
今回は、一等席一階9列目です。
いろはにほへとちりぬるや、
とちり、の、り の
花道のすぐ横でした。
わたしは、これまでどのお席も
不満だったことはなく
不快な思いをしたのは三度。
前の人が体を前屈みにしたときと
隣の人が寝て、寄りかかられたとき。
前のめりになるとみえなくなるので
しないようにとアナウンスあるんですけど
まれに おいでです。
ちなみに、西のお席は花道がみえず、
身を乗り出してみたくなりますが、
これも禁じられています。
危ないですもんね。
二階席からはまだみたことがありません。
海老蔵さんがでてるときは、
一等席、花道そば、または正面!
近ければ近いほど嬉しいかな。
いまは、花道外側の7,8,9列目くらいが
ちょうどよいです。
こちらが、三階席から。
新橋演舞場 posted by (C)ヨセフィーヌ
こちらが、今回。
花道がよくつかわれましたし、
海老様おでましのときは、
花道奥から海老様の香りが
漂ってまいります、その香りが次第に
濃くなって・・・海老様のグッズコーナーにあった
海老様印の伽羅香、三階席のときは、
へ~と思っただけでしたが、
今回は迷いなく買ってしまいました。
2014-01-25 posted by (C)ヨセフィーヌ
花道は効果的にいろんな場面で使われます。
通るときは横むき、せりふや型をするときは、
東(上手)や舞台にお顔をむけますので
7,8,9列目あたりをとれたら、
私はラッキーと思っています。
海老様、まつげ長いですよ~~
遠慮なく、みつめさせて頂きました。
新橋演舞場 posted by (C)ヨセフィーヌ
主な出演者は、ちらし右下より、中村獅童、
中央 市川海老蔵、右上 中村左團次、
左上、阿古屋 中村芝雀
海老蔵は、景清で、7回も衣装が変わり、
釣鐘のなかで、仙人のような老いの姿から
白塗りの美しい姿になったり
まさに、七変化。はやいし、うまい!
これには、いつも、驚かされます。
蛇柳なんか、完全に騙されました( ;∀;)
舞台上で堂々と入れ替わってたんですから。
荒事満載。
哲学的なテーマも感じ取られ
迫力ある牢破りシーン
さらにもっと驚かされた
舞台せましと登場する巨大な伊勢海老。
海老の赤をバックに巨大な鏡餅、
それをバックでの、所作だてに、見得!
そして、長袴で、鏡餅の上に乗り、
ぽんと跳ね上がり片足前にだしての見得!
睨んで睨んで厄病神を追い払ってくれました。
素晴らしい内容でしたよ。
まあ、そうそうは無理ですが
何度みても、よいものは
もっともっと何度でも。
毎日でもいけた 江戸の町人を
うらやましく思いました。
最初のときと二度目では
今回のお芝居は、二度めのほうが
わたしは、よかったと思いました。
これも、一期一会の面白さ。
それに、初日から、
毎日最高の舞台を作ろうとの気概が、
見事に花開いたというか・・・
みな素晴らしくなってました。
劇評もよいそうで、
再演のお話ももうあるようです。
祝祭性豊かな、素晴らしい舞台を
年の初めにみることができ、
間違いなく、良い年にせねばなあと
身の程にもない贅沢をさせてもらってる
このこと、だれかさんに感謝です。