アム日記。

私が、バイトをしていてノラ猫ちゃんの存在に気付いたのは、ノラちゃんが子猫を産んだトキでした。
ノラちゃんは、バイト先のビルとビルの間を行き来しているみたいでしたそして、バイトの外についている物置みたいなトコロに穴が開いていたらしくて、その中で子猫を産みました。
お客さんはエレベーターを使うんだけど、私達が移動するトキは階段を使ってて、ドコからか子猫の声がしたんですそれが物置の中でした。

それから、私は猫ちゃんの存在に気付いて、猫ちゃんがお昼寝したりしているとバイトで使っている鰹節をこっそり持ち出してあげたり、自分でカリカリ買って階段の上からあげていました。

人が通る場所では無いし、私達も下には降りられなかったので、猫ちゃん達もそれを知っているのか、お昼寝してるトキに見ていても、馴れてる子は逃げたりもしませんでした

そして、そこをよく通っていたのが、アムハルママでした真っ黒な小柄な猫ちゃん私はバイトの仲良しの友達と、「かわいいね今いたよ」と、話したりしていていました。黒猫ちゃんは私達のお気に入りで、いるたびに話しかけたり、カリカリをあげたりしていました。普段はお向かいの通称猫おばちゃんが、ご飯やお水を用意してくれてるらしく、そこでご飯を食べてるみたいです

あるトキ、またどこからか子猫の鳴く声が聞こえましたでもドコかで鳴いている声はするんだけど、姿が見えなくって、でも下に降りるコトは出来ないのでどうしても姿を見るコトはできませんでした。
でも、何年か前に別の子猫ちゃんが、お母さん猫にくっついてお勉強をしている姿を見たんです。お母さんは３匹の子猫を連れてビルの間を歩いて、色んな場所を案内しているみたいに見えました人のいる通りにも連れて行くみたいで、子猫もちゃんと後をくっついていました
なので、いつかその鳴いている子猫達も姿を見せてくれるかな
と友達と楽しみにしていました

そして、何日か後、私が階段をなんとなく下りていたら、黒猫ちゃんが歩いていたのでまた上から声をかけたんですそしたら、私の方を見て歩いてきた道を戻っていきました。
「なんで戻っちゃうのかな」
と、見ていたら、またすぐ戻ってきて、なんとかわいい子猫ちゃんを連れて戻ってきたんです
私は大興奮で友達を呼びに行き、二人で大興奮
お店は無人になっちゃいました


顔が撮れなかったケド、この子達です鳴いていた子は黒猫ちゃんの子だったんです
そしてあのトキは、私達に紹介してくれたんだと私は信じてます

これが、アムとハルの姉ちゃん、お兄ちゃんになります
長くなったので続きはまた書きます。この後、とーってもかわいい感動の姿を見せてくれたんです

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