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テーマ:ニュース(100215)
カテゴリ:芸能 エンタメ
「涙なしには聴けない」と評判の歌「トイレの神様」が、
10日の発売を前に大ヒットのきざしを見せている。 死者をテーマに歌い、ラジオで人気に火がついた共通点を持つ 「千の風になって」を思い起こさせる現象に、 発売元のレコード会社は初回出荷枚数を当初の3倍以上に増やしたほど。 亡き祖母の思い出を元に作ったシンガーソングライター、植村花菜(27)は 「この歌が、おばあちゃんへの恩返しになれば」と神妙な面持ちだ。 歌詞はおばあちゃんと暮らす小3のころから始まる。 トイレには それはそれはキレイな女神様がいるんやで だから毎日キレイにしたら 女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで… おばあちゃんからそう聞いて、せっせとトイレ掃除に励むが、 やがておばあちゃんや家族と行き違い、家を飛び出してしまう。 そして迎えるおばあちゃんの死…。 アコースティックギターの調べに乗って、 おだやかな植村の歌声に感謝と後悔の思いが交錯する。 聴く人の脳裏にも、それぞれの物語が重なり、共感が涙を誘う。 9分52秒もの長い歌だが、今年1月、大阪・FM802で流れたところ、 ネット掲示板に「初めて聴いたのに、涙が止まらない」 「祖母を思い出した」という書き込みが100件以上も殺到。 さらに、全国ネットのニッポン放送でオンエアされるや、 リクエストが相次ぎ、植村の元には全国のテレビ局から出演オファーが数多く寄せられた。 発売元のキングレコードによると、 同曲を収録したミニアルバム「わたしのかけらたち」の初回出荷が、 全国のレコード店からの要請で、当初3000枚から1万枚以上になったという。 同社は「ライブなどの問い合わせも多く、スタッフも大わらわです」と、 うれしい悲鳴を上げている。 テノール歌手、秋川雅史(42)の「千の風になって」も死者をテーマに歌い、 同じくラジオから火がついて、秋川は06年に紅白歌合戦に初出場。 翌07年にミリオンヒット&オリコン1位を記録した。 その時の状況に非常によく似ている。 植村は「おばあちゃんは4年前に亡くなりました。 優しくて、でも厳しくて、よくケンカもしましたが、 いつも私のことを気にかけてくれました。 私が今、元気で明るく笑っていられるのも、おばあちゃんのおかげ。 この歌が恩返しになればいいな」としみじみ。 天国のおばあちゃんが喜ぶような、紅白出場を果たせるヒットとなるか!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 5, 2010 05:05:28 PM
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