カテゴリ:L慶尚道(キョンサンド)
韓国の有名な伝統茶と言えば「柚子茶(유자차、ユジャチャ)」。日本人にも人気で、お土産品としてもよく利用されます。柚子の皮まで一緒に入っていて、柚子茶を飲みながら皮も食べることができ、健康にもとってもいいんです。 柚子茶は韓国各地で作られていますが、中でも巨済(コジェ)のものがオススメ! 巨済の代表的な8つの特産物「巨済8品」のうちの一つでもあります。 今日は、巨済の柚子茶について、そして飲んでみた感想をお届けします~! 巨済の柚子茶の歴史は、はっきりしていません。しかし、張寶高(チャン・ボゴ)が西暦840年に唐から実を持ち込んだものが韓国の南海岸地域に広がって伝えられたとされています。 また『世宗実録』によると、西暦1426年に全羅道(チョルラド)と慶尚道(キョンサンド:巨済が所属する地域の名称)に柚子を植えて、上納させたという記録があり、『東国輿地勝覧』には「ゆずの生産地は、慶尚南道では巨済・昆陽(コニャン)・・・」といくつかの生産地の中にも巨済があげられています。 巨済の柚子はとても歴史深いんです! そんな長い歴史を経て今も盛んに行われている巨済の柚子栽培。現在の生産時期は主に11月から12月です。上の写真でも、ラベルの下のほうに製造年月日が記されているのは見えるでしょうか?まさに、旬の時期に作られたもの!! 柚子茶は、ビタミンCが非常に豊富で、ストレス誘発ホルモンの生成を抑制し、疲労の原因であるアセトンの蓄積を防いでくれるので、ストレス解消に非常に効果があります。とっても体にいいんです。しかも、今回ご紹介したものは、無農薬で作られた柚子だけが入っているのでさらに安心です! 巨済の柚子に関しての勉強はこれくらいにして、早速飲んでみました。ティースプーン4~5さじ分(約20グラム)をコップにいれ、お湯で約3倍に薄めます。 まず、普通のスーパーで売っているような柚子茶とは香りが違います。部屋いっぱいに柚子のさわやかな香りが広がる感じです。そしてお味の方は、甘さ控えめで、まるで柚子を食べているようにさっぱりとしていました。ちなみに、ガラスのコップに入れると素敵じゃありませんか? 日照時間が短くビタミン不足になる冬、韓国・巨済の柚子茶で健康促進はいかがでしょうか? ↑アナバコリアのウェブサイト(http://www.anabakorea.jp/index.php)!韓国の穴場情報満載! ↑アナバコリアのモバイルサイトもぜひチェックしてみてください! にほんブログ村 韓国旅行 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.01.25 13:54:56
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