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カテゴリ:オケストラ
今日は近くのアマオケの定期演奏会に行ってきた。
実は私もつい最近まで4回ほどエキストラで出演している。 今日は久しぶりに客席からで、ちょっと寂しくもあり…。 曲目は、 ヴェルディ 歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲 ハイドン トランペット協奏曲 ドボルザーク 交響曲第8番 で、アンコールがスラブ舞曲から一曲。 ヴェルディは、始めて聴いたけどすごくドラマティックで、オペラっぽかった。 ってオペラなんだけどねf^_^; すごくきれいな曲で、ちょっとオペラとして見てみたくなった。 ハイドンは、トランペットがすごく上手かった。 のびやかな音色に、ハイドンらしい安らかな曲調がマッチしてすごく癒された。ただ、ソリストのテンポよりも、設定されたテンポが若干速かったのか、ちょっとソリストとオケの間で呼吸のズレのようなものが感じられた。 ドボルザークもわりときれいにまとまってた。 ただこのオケの課題として、弦は小さく細すぎて、管は大きくて太すぎるというのがあると思う。 これが1番出てしまったのがやっぱりメインかな。 弦は全体的にある程度音が出てないと、皆なんとなく恐くて、積極的に音が出せなくてさらに音が細くなり、伸びていかないという悪循環になることがある。 実際、このオケにトラで出た時もそれは結構感じてた。 逆にうちのオケの、トラがいっぱいの練習の時は、周りの音に支えられていつもよりも弾けたような感じがすることが多い。 今回も、前回よりはパワーアップしたものの、弦はどうしても一人の力ではどうしようもないパートなので、最後まで弦、特に1stバイオリンは管に埋もれてしまっていた。 でも、さすが大曲、なんとなくストーリーのようなものが感じられて、まあまあ集中して聞けたかな。 聴いてるとなんとなく、やっぱり私も乗ればよかったと思ってしまった…。 やっぱり本番の雰囲気っていいなぁ。 終わった後の出演者さん達の充実した顔を見てても、なんかいいなぁ、とわけもなく感傷に浸ってしまった。 これから先、オケをやれる時間なんてあるんだろうか? でも時間は自分で作るもの。 そう思って頑張ろう! 終わってから、いつものように挨拶回り。 クラブ的に、前にうちにトラで出てもらった人達に「お疲れ様でした~」と言ってちょっとおしゃべりする。 ま、人付き合いですな。 せっかく来たんだから、来たとアピールして帰るというか…。 でも昔は苦痛だったけど、最近このオケにトラで行ってなじんでいたこともあり、ちょっと楽しかった。 一緒に行った後輩達をほっといて走り回ってしまった。 なんだかオケ友達って趣味が同じだからか、社会的立場が様々でもすんなり入っていける気がする。 医学部という閉鎖空間ではちょっと味わえない空気かな。 その後、後輩達とお茶をした。 喫茶店に入り、なぜか無性にパフェが食べたくなったのでパフェを頼んでおいて、こっそりお金を下ろしに…。 帰って来たら、みんなパフェを頼んでいたのでちょっとびっくりした。 女2人、男2人で仲良くパフェを食べながらいろいろ話をしてたら、どうやら後輩達も、弦の弱さに気付いてたらしい。 ん~、結構バレバレなのね…。 結局、かなりいろいろ話をして、密度の濃い時間だった。 なんかクラブの未来も少しは明るいかも…。よかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月22日 03時27分08秒
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