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カテゴリ:映画、テレビ、読書・・・。
何気なくテレビをつけたら、NHKみんなのうたで、「グラスホッパー物語」をやってた。
知る人ぞ知るのっぽさんが、歌って踊って、語ってた。 かわいいクレイアニメと実写ののっぽさんで、ミュージカル仕立て。 そして音楽監修は宮川彬良。 思わず、録画してしまった。 おじいさんのグラスホッパーが孫3人を前に並べ「おじいさんの話を聞いて」と語りかける。 我がグラスホッパー家は代々この公園で生きてきた。申し分のない環境だ。 ご先祖様も「この公園から出てはいけません!」と私たちに教えてきた。 どうやらこの公園の外には見たこともない世界が広がっているらしい。 どうして出て行ってはいけないのか。 僕はこんなに若くて、しかも強いのに。 僕は飛んだ。外の世界へ。 しかし、そこはまさに恐怖だった。 見たこともない世界。雑多で、危険がいっぱい。 思わず逃げ込んだ先は、人間の子どもの服の上だった。 地下鉄の中で、踏み潰されそうになった時、ああ今でも忘れない。 優しい人が僕をそっと草の上に帰してくれた。 気がつけば辺りには穏やかな緑が広がり、僕は再びこの懐かしい公園に戻ることができた。 また行きたいかって? いやぁ、もういいよ。だって今ではもう齢だからね。 でも、君たちは違う! 飛べ飛べ、羽を広げ、大空の彼方へ! おじいさんの願いさ。 君たちからあの人間たちにお礼を言ってもらうのも悪くはないかもしれないなぁ。 という感じのストーリー。 中途半端に引用あり、違う部分もありですが。 のっぽさん71歳らしい。 確かに、私のちっちゃい時からのっぽさんだしなあ。 ずーっとしゃべらなかったのっぽさんが今や歌って踊って語りかけてるのがちょっとびっくり。 ってかめっちゃ歌うまいし。 最近NHKの子ども教育番組が何気に楽しみだ。 ピタゴラスイッチ、にほんごであそぼ、夕方クインテット、おじゃる丸の並びは私にとってのゴールデンタイムといってもいい。 最近の子ども番組は大人が見ても普通に楽しいし、勉強になる。 「にほんごであそぼ」は、「声に出して読みたい日本語」ブームの影響か、今日の名文っていうのが必ず一つ紹介されてて、なんというか結構耳に残る。 キャストも、KONISHIKI、野村萬斎、柳家花録と、何気にしゃれてたりする。 「夕方クインテット」は、人形の動きがほんとにリアル。 バイオリン、チェロ、トランペット、クラリネットを人形が演奏してて、宮川彬良がピアノでクインテットなのだが、ほんとに弾いてるみたいに見える。 クラシックの名曲が必ず一曲コンサート仕立てで演奏されるのだが、その編曲もなかなか渋い。 「ピタゴラスイッチ」は時々合間に、ドミノとかすごく複雑な仕掛けが出てきて、ピタゴラスイッチ♪と入るのが思わず見入ってしまう。 それに、「つながりうた」というしりとりの歌があって、これも覚えるほど見てしまった。 おじゃる丸は言わずもがな。 友人が、思わずDVDで全部そろえそうになってたほどだ。 NHKはなんやかんや言ってもいい番組をいっぱい作っていると思う。 だいたい、N響アワーなんて視聴率が低い番組をやってくれるのはNHK以外には考えられない。 日本に1%いるかいないかのクラシックファンのためにも、NHKさん頑張ってください。 それと海外ドラマと良質のドキュメンタリーも。 BS2も存続するといいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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