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テーマ:ヨーロッパ旅行(4254)
カテゴリ:旅行記
いよいよ日本脱出の日。
早くも時差ぼけ?というぐらい眠れぬ夜がようやく明けた。 最近、大きなことを前にすると全く寝付けなくなる。 運動会前日の子どもみたい。 この前の国家試験の時よりわずかに軽いスーツケースを引きずり、朝の7時に家を出る。 約束してた駅のリムジンバス乗り場に、既に友人達が集まっていた。 みんななんだかそわそわしている。 何せ長かった受験生生活から解放されたぱかり、憧れのヨーロッパ旅行に期待を膨らませない者などいない。 ほどなくバスがやってきて、同じく学生旅行とおぼしき人たちを乗せて一路空港へと向かう。 空港で、まず両替を済ませた。 後で知ったのだが、ユーロを替えるなら別の銀行の方がレートがよかった…。くぅー、残念。 それから、まっさらのパスポートを握り締めつつ、いろいろ手続きなどを済ませると、あっという間に搭乗時間が来てしまった。 かなりの余裕を持って行ったはずなのに…。 うーん、海外旅行ってもしかして大変!? そうこうするうちに飛行機は無事に飛び立ち、機上の人に。 小さくなっていく大阪の風景に、思わずおぉーっと歓声。 飛行機はエコノミークラスながらとっても快適で、パーソナルビデオまでついていた。 まあ予想されたことだが、はしゃぎすぎてあんまり眠れず、映画を見たりゲームをしたり。 オーディオで、クラシックのチャンネルがなんだかとってもツウな選曲だったので聴いているうちに眠くなっては、また起きてを繰り返していた。 そうそう、サガンの「悲しみよこんにちは」を読もうと持っていったのだけれど、なんだか気分が乗らずに読めなかった。 それにしてもなんでサガンだったんだろ? とにかく11時間半ほどのながーいフライトは、それ以上に長く感じた。 やがて窓の外にミニチュアの模型のようにロンドンの街が見えてきて、飛行機はロンドン、ヒースロー空港に到着。 トランジットで4時間あまり時間をつぶし、イギリスのポテチなどを買う。ついでにおなかがすいたので、スタバのようなところでサンドイッチを買って食べたのだが、これが特大サイズだった。 おまけに結構味がしっかりついてて、塩っ辛い。 早くも外国の味を思い知ってしまった。 結構お腹がいっぱいになったところで、今度はミラノに向けて飛び立つ。 機内食で同じようなサンドイッチが出て、しまった!と後悔するも時既に遅し。 いろいろありつつ、今度のフライトはあっという間で、ようやく眠くなってきたところで着陸。 着いた時にはミラノはもう真夜中だった。 バスに揺られてホテルに到着した頃には、前日からの不眠と長旅の疲れで疲労困憊。 明日はミラノとヴェネツィアを一日で回るという超強行軍なのだ。 早く寝ようー。 とか思ったらホテルのバスルームに、バスタオル以外に二種類のタオルが…。 どっちかがフェイスタオルで、どっちかがビデ用タオル。 ビデなんて見たことも使ったこともないので、どっちがどっちかさっぱりわからない。 しかも、タオルが普通のタオル地じゃなくて食事用ナプキンみたいに硬い。 カルチャーショック。 なんだかロシアンルーレットみたい、と思いつつ、えいやっと長い方のタオルで顔を拭いてみた。 どうやら正解だったようだ。よかった。 なんとか身支度を済ませてベッドに滑り込んだと思ったら、次の瞬間には夢の世界。 イタリア第一日目の夜はこうしてあっという間に過ぎていったのだった。 はぁ、明日からどんな旅が始まるのやら??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月16日 01時47分33秒
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