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テーマ:今日のこと★☆(106312)
カテゴリ:季節のこと
奈良に春を告げる東大寺二月堂のお水取り、というのに行ってきた。
ローマで高校卒業以来6年ぶりに会った友人が、ぜひ行きたい!とのことで、私も見たことはなかったし、勇んで出かけてみた。 行きしなに、お水取りの季節だけ限定で出る「糊こぼし」という椿をかたどった和菓子を買う。 ほどよく小さくて、赤と白の花びらがなんとも可愛らしい。 白餡のまったりした感じがまたとってもおいしかった。 ちょっと早めに出たので、早めの夕飯でもということになり、どこで食べようかと私が悩んでる間に、「ここにしよう」とスタスタと入っていく友人。 入ったらすぐに「大仏ラーメン下さい」と頼んでるし、私も焦って「と、豆乳ラーメン下さい」と注文。 昔からこんなにてきぱきしてたっけ? 「齢とって気が短くなったのよ」と友人は言うけど、同い年だし。 東京に行ってる間にてきぱきさんになったのかな。 ともあれ、豆乳ラーメンはとってもおいしかった。 ぐずつく天気で、雨天決行?とちょっと心配しつつ、市内循環バスに乗り、東大寺へ。 鹿があちこちでお出迎えしてくれる中を階段を登ってかなり奥のほうにある二月堂に到着。 火の粉がかかりまくることを予想して、焦げてもいい服で行ったのだが、行ってみると火の粉がかかるようなお堂の真下の席は取れず、お松明が辛うじて見えるぐらいの遠くから見ただけだった。 平日で、しかも小雨が降ってたにもかかわらず結構な人出で、押すな押すなで大変だった。 イタリアなら、絶対にスリが活躍しそうな人ごみ。 二人ともついつい癖になってかばんをぎゅっと守ってしまう。 いざ、お松明が出てきたら、それはもうすごい勢いだった。 遠くから見てるだけだったけど、バチバチッという音が聞こえてきそうなぐらい豪勢に火の粉が舞う。 火の粉というか、大きい火の玉みたいなのがぼたっと落ちたりして、大丈夫なのかな?という場面もあったり。 全部で20分ほどのあっという間だったが、迫力は十分。 帰りはさっさと帰ったからか、すごくスムーズにバスが来て、電車の乗り継ぎもほとんど待つことなくあっという間に帰れた。 なんだか名残惜しかったが、ローマでばったりとはちょっとした運命かも。また会いたいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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