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ひよっこ血液内科医の独り言

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2006年03月23日
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カテゴリ:季節のこと
ついこの間入学したと思っていたら、あっという間に卒業式。
なんだかあっという間すぎて、まだ18歳のままと錯覚しちゃうわ~とかほざいていたら、誰も突っ込んでくれなかった…(笑)

さてさて、まず朝は6時に起きて、母と二人分の着付けとセット。
緊張していたのか、着付けてもらってる途中に、なんだか気分が悪くなってしまった。
水分を控えていたのと、前夜実はあまり眠れなかったのが悪かったのかな。
水を飲んでなんとか復活し、無事にヘアメイク&着付けが終了。
慌てて駆けつけてみたらみんな大講堂前で写真を撮りまくっていた。
で、私も合流して写真を撮りまくる。
みんな振り袖を着ると見違えるというか、ものすごくきれいだった。
やっぱり女は着物よねぇ。
今年は圧倒的に振り袖が優勢で、袴は数えるほどだった。
しかも、女子では洋服の人がいなかった。こんな年も珍しいかな。
あ、一人韓国籍の友人はチョゴリ姿。
初めて間近で見たが、ものすごく似合っていて、可愛かった。
はしゃぎまくって写真を撮っていたら、あっという間に入場の時間に。
教授達や在校生、父兄に見守られながら入場しつつ、早くもちょっとしんみり。
その後、学位記授与があり、学長の祝辞に。
「これからの人生で、医者として決して心を売らないということを今日ここに誓いなさい」「自らの過失を隠すためにカルテを改ざんしたり、名誉を得るために論文を捏造するようなことはあってはならない。それは医者として心を売ることだ」。
医療過誤がこれだけ叫ばれている中、私も他人事ではない。
もしも、自分が将来そんな状況になった時、この言葉が蘇るよう、しっかり心に刻んでおかねば。
卒業生答辞では、私達の学年の総代が訥々とではあるが、なかなか感動的なスピーチをした。
その中で、「○○医大とはなんだろう」というのがあった。
「それはこの大学に関わる全ての人。先生方や、学生や、病院のコメディカルの人達も含めた人、これらの人が作り出す何か大きな力が○○医大なのだと僕は思う」
なるほどなぁと思った。
機械や設備がいくら整っていても、人がいなければ医療は成り立たない。
やはり医療は人の慈しみの心やホスピタリティーが原点なのだ。
それは同時にこれから身を置く世界の、目に見えない厳しさをも表現しているのかもしれない。
いつどんな時も、常に患者さんの身になって考えなさい。
これは決して容易なことではないだろう。
うーん。
でも頑張るぞ!

式の後、後輩達が花束と寄せ書きを渡してくれて、ちょっとじーんときてしまった。
で、後輩達とさんざんおばかな写真なんかも撮りつつ、その後食事会に。
このところ、あまりクラブにも顔を出していなかったので、なんだか話が進まないかなと思っていたが、それも杞憂だった。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、その後母と写真を撮りに大阪まで行かなければいけなかったので、名残惜しかったがちょっと早めに辞して急いで駅まで向かう。
でも、タッチの差で予定していた電車には乗れず。
行ってみると母はなんと一時間間違えていたらしく、待ちくたびれたご様子。
「あんまり暇だったから、立ち食いそば食べちゃったわ」って、なかなかのつわものですな。
結局、無事に予定時間までには着くことができたのだが、リッツに着いた時にはもう疲労困憊。
慌てて化粧を直すも、なんだか疲れた顔に映ってしまった。その上、朝からポーズを撮るのに疲れたのか、顔の筋肉がピクピクしてしまい、ちょっと引きつった顔に…。
うーん、修正しても見るのが怖いな。
その後、ホテルの更衣室で着物を脱いで今度はドレスに。
帯を外すとふっと楽になった。
帯をずっとしめてると肝臓に皺がよるらしい。
ちょっとよったかな(笑)
で、ドレスに着替えたはいいが、もともとすごい静電気体質の私、スカートが静電気でくっついてしまう。
うわー、どうしよう、エレガードがほしいんだけどコンビニ行ってる時間もないしなぁと思ったが、ダメもとでホテルのブティックに聞いてみたら、なんとあった。
さすがは一流ホテル。なんでも用意してあるんだな。
それから謝恩会まで、20分という微妙な時間が…。
お茶でもしたかったのだが、断念。
レストランではバイオリンとギターの生演奏をやっていた。いいなぁ。
ぶらぶらと時間をつぶし、みんなぼちぼち到着してきたので、会場に移動。脱いだ着物やらなにやらで、すごい荷物を抱えて帰ったお母様、ごめんなさい&ありがとう。

謝恩会ではドレスにお色直しした友達とまたもや撮影会。
着物もよかったけど、ドレスも普段見れない感じでまた良し。
今年の趨勢は黒のドレスにピンクのシヨールだったようで、このスタイルの子がわりといた。
写真を撮ると、なんだか私一人がカラー写真みたいでちょっと浮いてしまった。
そうこうするうちに教授たちが到着し、開会。
豪華な料理に突進、したかったのだが、耳鼻科の教授につかまりひとしきり耳鼻科に勧誘された。
あの、その、今のところは内科系を考えているので…。と言ったが
「いやー、内科に行くならなおさら耳鼻科を回っといたほうがいいよ。女医さんにも働きやすい職場だしね…云々」となかなか離してもらえない。
あー、料理がなくなっていくー。とうわのそらだったのがばれたのか(笑)、ようやく解放してもらえた。
その後も、4月からお世話になる教授や先生方への挨拶回り。
将来どの科に進むかまだぜんぜん具体的なビジョンはないのだが、血液内科が気になるなとか漠然と思ってたので、血液内科の先生に言ってみたら、なんだかすごくびっくりされた。
うーん、それって来ない方がいいよってことなのか?
ま、でもそのあと気を取り直して勧誘されたから、一応受け入れてはくれるのかな。
確かに毎年そんなに人が志望しない科なのよね。人数も少ないし…。
でも、結婚とか出産とか考えたら、耳鼻科の教授が言うようにやっぱりマイナー系の方が働きやすいんだろうな。
でも、やりたいこととはちょっと違うんだな。
やりたいことの方を取るか、都合のいい方を取るか…。
結局、やりたいことをやってる気がする。わかんないけど。

結局、腹八分目でパーティーは終了。
途中、ビンゴゲームがあったのだけど、教授陣が次々と賞品をゲットしていく中、私は見事にリーチにさえならず。
いいもん、こんなところでくじ運使い切らなくてすんだんだもんね、と負け惜しみ。
しかし、立食パーティーって疲れるな。
ずーっと立ちっぱなしだし。
私はそんなにヒールが高くなかったので大丈夫だったのだが、高いヒールで気合を入れた子の中にはもう限界、と人知れず靴を脱いでる子もいた。
ほんと、女の子は大変なのだ。

それから、タクシーで友達の披露宴に移動。
ウエディングドレス姿がとっても綺麗だった。
ほんと、恋する女は綺麗。私もあやかりたいな。
クラスのムードメーカーW君がギター片手に「乾杯」を熱唱したり、質問コーナーで新郎新婦を質問攻めにしたり、かなり盛り上がった。
でも、あっという間に終電の時間に。
そこから大阪駅まで走った走った。
途中走り過ぎて気持ち悪くなってしまった友人を励ましながら、なんとか日付が変わる直前に無事家まで帰り着いたのだった。

はぁ、ほんとになんて長い一日だったんだろう。
でも、人生でこんなに多くの仲間とこんなに感動した日はもうそんなにはないだろうな。と思うととっても貴重で有意義な時間だった。
さらば学生時代。
終わってみると、なんだかものすごく大切なものを失ってしまったような喪失感。
こうやって大人になっていくのかな。





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最終更新日  2006年03月27日 00時34分09秒
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