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ひよっこ血液内科医の独り言

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2006年03月27日
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カテゴリ:旅行記
おととい奈良に行ったのに、なんと今日も奈良に行くことになってしまった。
でも、一瞬で用事が終わってしまったので、そのまま帰るのもなんだかな、というわけで。
おとといの続きを歩くことにした。

今回は、バスで高畑まで来たので、そこからぶらぶらと歩き、志賀直哉旧居、新薬師寺、鏡神社、春日大社、浮見堂、興福寺、猿沢池と歩いた。
またしても結構歩き回ったなぁ。

まず、志賀直哉旧居。
決して大きくはないけれど、いろんな草木がお行儀よく配置されている庭。
南天馬酔木

その庭に面して、そこで志賀直哉が暗夜行路を完成させたといわれる書斎がある。
書斎は北東に位置し、陽の光の変化が少ないために、落ち着いて執筆できたらしい。
驚いたことに、志賀直哉自らが設計したという。
まさに、自分の城だったのだろう。
写真は、書斎の窓から見た庭の景色。
時折筆を休めては、こんな景色を眺めつつ和んでいたのかな。
志賀直哉邸

その他にも子どもの勉強部屋、夫人の居間、高畑サロンといわれ当時直哉を慕って多くの文人が集ったというサンルームなどが公開されていた。
終戦直後、米軍に接収され、ペンキを塗られたり鴨居がとりはずされたりしたが、直哉の愛した数奇屋作りの家の原型はなんとか留められ、現在に至っている。
今は誰も住んではいないが、なんだか子ども達が遊んでいたり、直哉を慕った多くの文人がサンルームで談笑しているところが目に浮かんだ。
なんだかとてもほっとする空間だった。

それから、ちょっと歩いて今度は新薬師寺へ。
光明皇后の発願で、聖武天皇の眼病の治癒を祈願して建てられたのだとか。
でも、実は拝観料をけちったので、中は見なかった。
代わりに隣にあった鏡神社に。
こっちは拝観無料だったもので…。
この神社の縁起については、ちょっと調べたのだけどなんかものすごく複雑なようなので省略。
とりあえず、春日大社のご本殿が移築されたものらしい。
賽銭箱のとなりに、30円を賽銭箱に入れてひいてくださいというおみくじが。
結果は末吉だった。
ちょっとしゃれにならないのが、学問のところに、かなり危うし。全力を尽くせ。とあった。
そんなこと今頃言われても…。
もうきっと結果は決まってるし、どうしよう。と焦る。
とりあえず、国家試験に合格してますように。とかなり一生懸命にお願いしておいたのだった。

で、次は春日大社まで行こうと、ちょっと大きな道に出た途端、ドドドッとなにやら地響きが!
なんと3、4頭の鹿たちが徒党を組んで全速力で走っていったのだった。
近くにいた犬がびっくりして、ワンワンワン!と吠えていたが、飼い主さんは慣れたもので、「あー、鹿か。そんないちいち吠えんでよろし」とか言っていた。
こんなこと、奈良では日常茶飯事なのかな。す、すごい。

そこから鬱蒼とした山道を歩くこと数分、丹塗りの柱も鮮やかな、春日大社が見えてきた。
藤原氏の氏神として栄えたこの神社には、あおによしという言葉がぴったり当てはまる。
こちらも拝観料をけちって中までは見なかったのだが、それでも十分雰囲気は堪能できた。

それから、恒例となってきた、奈良のスウィーツタイム。
今回は、懐石料理屋さんの軒先にある小さな喫茶店。
みごとな庭園を眺めながら、抹茶キャラメルパフェとお抹茶をいただいた。
パフェにはシリアルの代わりにポン菓子が入っていて、これが抹茶アイスと絶妙なハーモニーを奏でていた♪
静かな夕方、かすかな梅の香りと色を楽しみつつ、極上のおやつタイムだった。

そこからはおとといと同じルートを辿ることに。
まだ日の沈まない浮見堂は、正直言っておととい見た時の方がきれいだったが、梅の花は明るい中で見たほうが美しかった。
あんまりきれいだったので、再びパチリ。
浮見堂の梅

最後は興福寺、猿沢池を通って帰ってきた。
これでだいたいのエリアは一通り歩いたかな。
それにしても二回も行くとは思ってもなかったけれど、なかなかにいい旅だった。
フィレンツェやローマなどヨーロッパの古い町並みを歩いた時とは違う「静けさ」が奈良にはある気がする。
それはここが古都だからかもしれない。
建物が、木々が、鹿たちが、1300年前の記憶を音と共に閉じ込めているような、ふとそんな思いに駆られた小旅行だった。





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最終更新日  2006年03月28日 02時51分01秒
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