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テーマ:仕事しごとシゴト(23739)
カテゴリ:仕事? 勉強?
今日はお昼頃にちらっと病院に顔を出して、その後は家でのんびりごろごろ。
病院に患者さんがいらっしゃるので、一応一日一回ぐらいは病院に行って顔を出して帰るようにはしてるんだけど、今のところ急変はたぶんないので、ちょっとのんびりとゴールデンウィークを過ごさせてもらってます。 ここのところずっと、お店があいてる時間には帰れなかったので、今日は帰りにどばっと買い物して帰った。 まず、携帯の電波が家の中であまりに入らないので、室内用アンテナなるものを取り寄せていたのを受け取りに行った。 でも、帰ってつけてみたけどあんまり変わらないのよね・・・。しょぼん。 それから、ドラッグストアによって、ロッカーの匂い消し(恥ずかしながら、だんだん暑い季節になってきたのでちょいと気になって)と、あと百均でポケットに入るサイズの手帳を買うつもりが、なにやらいろいろ買ってしまった。 で、それだけごそっと持って帰ってきたら、母様がパソコン相手に格闘してた。 ので、それに適当に口出しつつ、自分の仕事(ちょっとした事務仕事ですな)を片付けるつもりが。 なんだかねむーくなってきて、気づいたらもう五時。 結局、夕飯食べて、ごろごろして、テレビで芸能人一万円生活見て、お風呂に入って、またテレビで医龍を見て、筑紫さん見て、現在に至る。 なんか今日はあっという間に終わっちゃった。 あぁー、貴重な休みの日が・・・。 明日こそはもうちょっと有効に使おっと。 それにしても、当直中に書いてた日記(仕事しろよっ!)、なんだか意味がわかんないですね。 やっぱり病院で書くと、テンションがそうなってしまうのかな。 ちなみにこの直後、夜11時過ぎに看護師さんから「○○さん39℃の熱発なので、血培(血液培養:血液を培養することで、発熱の原因となっている血液中の細菌を特定すること。通常、発熱真っ最中の悪寒があるくらいの時に採血する。)お願いします。」と言われ、言ってみると取れそうな血管が全くなく、観念して上の先生を呼びに行った。 ま、この日はこれっきりで後は何もなかったのだが。 暇とかいう言葉を口にした時点で、一気に忙しくなってしまうのが当直の怖いところなのです。 あ、ムンテラというのはたぶんドイツ語で、患者さんやその家族への病状説明のことです。 ちなみに、なんちゃってな解説ですが、fine crackleというのは、肺が硬くなった時に聞こえるいわゆる雑音(ラ音と言われる)で、捻髪音とも言われ、髪の毛をねじった時にするバリバリという音、もしくはマジックテープをはがす時のような音ともたとえられます。 間質性肺炎とは、何らかの原因で肺胞がカチコチになってしまう病気で、その硬くなった肺胞に空気が入っていくときに大体の場合においてこのfine crackleが聞こえるのですが、このfine crackleは普通は吸気にしか聞こえません。 でも、この患者さんの場合、皮下気腫といって、皮膚の下に肺から空気が漏れていて、スポンジのようになっているので握雪感、つまり雪を握った時のようなしゃりっとした感じ、もっというと片栗粉を握った時のような感じがありました。 この部位に聴診器をあてると、その感じがなんとなく聴診器を通して聞こえてしまい、一瞬fine crackleと間違いそうになるのですが、これは吸気でも呼気でも聞こえます。 そういう場合は、皮膚の上から触ってみて握雪感があるかどうかを確認すればよかったのですが、まさかそんなことになっているとは露知らず、間質性肺炎だからfine crackleだろうという先入観もあって診断できなかったという失敗談でした。 ま、でも失敗は成功の母。というわけで、今後握雪感だけは見逃さない医者になりたいです。 いや、そういうことでもないか。。。 もっともっと精進します。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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