ひよっこ血液内科医の独り言

五月病なんだろうか。体がだるい。
なんだか寝てても変な夢でうなされるし。
夢の中で、ステロイドを投与した患者さんが急にぷくーっと膨らんでいったり。
どうしよう、どうしようとめっちゃ焦ってうなされてた。
そんなこんなで、ちょっぴり滅入ってます。

そもそも、最近なんか頭働いてないのよね。
まぁ、そんなにストレスフルな職場というわけではないのだけど。
ちょっと気を抜くといろんなことを見落としてそうで。
この間も、だらだらと時間ばかりかかって、肝心なこと忘れてたし。
それから、受け持ちになった患者さんの治療方針が、指導医によってバラバラだし。
外来主治医は放射線療法をするべきだというし、オーベン(指導医)は放射線療法の適応なしだという。
で、外来主治医に一応お伺いを立ててみたら、「オーベンにあほって言っとけ」と一蹴された。
なんか板ばさみって感じで、一気に気落ちしてしまった。
中ベン(指導医＝オーベン、指導されるひよっこ＝ネーベン、だからその真ん中のセンセは中ベン)の先生に相談してみたら、「まあそんなことはよくあることだよ。そういう場合はカンファレンスとかみんなが出席してる場で出してごらん。」と。
これでちょっと楽になった。
明日がそのカンファレンス。
まあ、患者さんは放射線当てる気マンマンで来てるので、もうどうしたらいいのやら。
ま、この患者さんの治療方針さえ立ってしまえば、なんとなく気は楽なんだけどね。
ただ、本人さんは自分にしか見えない霊と戦ってます。
こっちも何とかしてあげたいんだけど、どうしたらいいのやら。。。

うーん、愚痴りまくってしまった。
ちょっと心がグサグサしてるのかな。
今日、病院から帰ろうとしたらホトトギスの声が聞こえた。
田植えを告げる鳥ともいうけど、鳴いて血を吐くホトトギスとも言われる。
なんだか、こんな風に考えてしまうところが病んでますな。