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カテゴリ:オケストラ
といっても、もちろん私のではない。
ここ数年トラでお邪魔しているオケの友人、Y嬢の結婚式である。 うちのすぐ近くの神社で結婚式をするので、オケの有志のメンバーでちょっと合奏してくれないか、とのことで二つ返事でお受けしたという次第。 曲はメンデルスゾーンの結婚行進曲、アイネクライネナハトムジーク、ホルストの惑星よりジュピターのサビの部分、最後はエルガーの愛の挨拶だった。 朝から近くのホテルの一室で練習し、その後会場となる神社まで移動。 のはずが、なぜか移動する頃にものすごい雷雨になり、必死に楽器を守りつつなんとか会場までたどり着いたら、なんと会場の外で待機だった。 湿気と冷えで、どんどん下がっていくA線。 何度も何度もA音をもらい、寒いよーと待ってたら、ようやく花嫁さんの登場。 おぉー、綺麗! そして、出番。 結婚行進曲で新郎新婦の登場。考えてみればベタな演出だけど、なかなかよかったかも。 合奏は全部で30分ほどで無事終了。 途中、ほぼ一曲ごとに調弦し、なんとか事なきを得た。 ま、出来としてはそれなりによかったのではないだろうか。 帰る頃には雨はきれいさっぱり止んでいて、みんなで雨男or雨女の称号を押し付けあった。 帰ってきてからさっきのホテルで優雅にティータイムとあいなった。 このオケには去年の6月以来だったので、なんだか久しぶりだ。 今度の11月のブラームスの一番の話なんぞしつつ、オケ話に花が咲く。 よくよく聞いてみると、私が乗ることになってるセカンドバイオリンはどうやら悲惨なことになってるらしい。 「切実にやばいんです。」とか言われても、私がさらにやばくしたらごめんなさいっ! そのうち話はなんだか病気自慢みたいになってきて、初めての手術で嬉しくてついはしゃいでしまったら、脊髄麻酔の予定のはずが「うるさいから」との理由で急遽全身麻酔に変わってしまった話とか、手術前の絶食になるギリギリの時間まで新製品のチョコをたらふく試食していたら看護師さんに怒られた話とかになり、その人には悪いが思いっきりうけてしまった。 うーん、こんな患者さん、実際に担当したらおもしろいだろうな。 でも、面白すぎて、取り扱いには苦慮しそう。 コーヒー一杯でかなり粘り、ようやくお開きになった。 なんだか結婚式本番よりも、後のティータイムの方が長かったような…。 でも、楽しかった~。 そして、悲惨なブラームスにしないためにも練習せねば…。 はぁ、明日からばよりん弾こうっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月03日 11時52分02秒
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