ひよっこ血液内科医の独り言

今、長々と書いてた日記が突然全て消えてしまいました(涙)
えーん。
テレビ見ながら一時間以上書いてたのに…。
気を取り直してもう一回。

一月から麻酔科研修が始まりました。
麻酔科って朝が早い！
その上、一日中ずーっと手術場に缶詰なのです。
朝７時に行って準備して、カンファレンスして、患者さんが入ってきたら麻酔導入して挿管して、完全に寝かしてしまったら後は術中管理。
と言っても、血圧とかに変化がなければ(あったら困るんですが)、後はかわりばんこにモニターと患者さんとにらめっこしながら特にすることもなく、手術が終われば覚ますだけ。
いかにうまく麻酔するかということになるのでしょうが、まだそこまではついていけなくて先生毎にやり方が違うのに戸惑ってます。
まあ暇といえば暇で、手術中は指導医の先生といかに間を持たすかということにお互い腐心している状態です。
新しい科に慣れるまでのストレスと、手術場という閉塞した空間にいることのストレスと、朝早いことに体がついていってないしんどさが、知らず知らずのうちに着実に溜まっていってます。
前の科ではほとんどそういうストレスがなかったので、私のストレス耐性が低下してしまったのかな。
やっぱり私は内科志望なのか、と改めて感じている今日この頃です。

で、ためていた退院サマリーを書きに、昨日久しぶりに前の科の医局に行ってきました。
最初のうちはまじめにサマリーを打ってたのですが、独特のほんわかした雰囲気にひきこまれ(？)ついつい長居をしちゃいました。
そして気がついたら、当直の先生と残業中の秘書さんと三人で夕食の出前をとってるし。
おまけに水分補給との名目で晩酌まではじめてしまい、なんだかプチ新年会のノリでした。
向井千秋さんのドラマを見ながらいろいろと世間話に花が咲き、
内科の時はいつもＮＨＫ－ＦＭのミュージックプラザで起きてたのが、麻酔になってからミュージックプラザの前に家を出なければならなくなり、バロックの森で起きてるという話をしたら、
「ブクステフーデとかだよね？」
というのがぱっと出てきて、このメンバーのオタク度はすごいなぁと改めて感心しました。
気づいたら１２時前。
何時間しゃべってたんだろう。
でも、麻酔科のストレスがなんだか全部流れていったような。
久しぶりに気のおけない、ゆったりとした時間でした。
また次の機会を固く約束して、ほろ酔い気分で帰りました。

そういえば、昨日このブログの存在を暴露してしまったんだった。
Ｋ先生、ご覧になったらコメントでも書いといてください！