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テーマ:好きなクラシック(2328)
カテゴリ:クラシック大好き
金曜に帰ってきたら、母が風邪でダウンしていた。
熱もあって、のどがめちゃくちゃ痛いらしい。 一応、かいがいしく看病してみた(つもり)。 なのでこの週末はサザエさん症候群にならなくてすんだかな。 あーでも明日当直で帰るのは火曜の夜なのでその間大丈夫なのかな。 ちょっと心配。 とりあえず、プリンをしこたま作っておいた。 今日は朝、NHK-FMの20世紀の名演奏で目覚めた。 フランクとフォーレのバイオリンソナタをやってた。 眠かったので演奏者の名前は忘れたけど、朝から思いっきりテンションの高い演奏で、一瞬起きてしまった。 まあその後また二度寝したけど。 フランクは昔ちょっとだけイタズラ弾きをしてたことがあるけれど、なんだか弾いててテンションが上がる曲だと思う。 特に最終楽章。 最初のけだるい感じはどこへ行った?って感じのあの盛り上がり感がたまらない。 でもよくいうロッシーニクレッシェンドみたいなのではなくてあくまでエスプリがきいてるのよね。 それから夜、N響。 茂木さんの「忘れられないタクト」。 プレヴィンはかなーり昔にシェヘラザードのCDを買って、寝ても覚めても聴いてたことがあって実はなかなか好きな指揮者だったりする。 ジャズピアニストという異色な経歴に最初はちょっと半信半疑だったけど、聴いてみるとなかなかいいじゃない! 軽やかな音楽。それでいて聴かせどころをいやというほど心得てる。 ただまあ、きらいな人からすると若干軽薄なのかもしれませんが。 サンティおじさんもあの巨体がキュート。 というと変な趣味だけど。 ベー7は何度かやったことがあって、指揮者ごとに冒頭の振り方がぜんぜん違う。 打点のわかりやすい人ならいいのだけれど、わかんない人はみんなもうあてずっぽで弾いてたり。 運命もまたしかり。 最初の一音が実は結構怖かったりするのです。 運命はブロムシュテットさんよりむしろコンマスの篠崎さんに注目してしまった。 もう5年ほど前にデュトワとのベー7をN響アワーでやってて、それを合宿中にみんなで見てて、篠崎さんのザッツがとにかくかっこよくて、一生懸命マネしようとしたのを思い出した。 ベートーベン特有のあの畳み掛けるようなスフォルツァンドを的確なザッツで弾いてて、それがすごくクールだった。 コンミス時代、とにかくザッツを出すのにすごく苦労したので、オケではついついコンマスのアインザッツに注目してしまう。 これも人それぞれだけど、一度Kフィルの第九を見に行ったら、コンマスが客席をにらみつけるような角度からものすごく勢いよくザッツを出してて、あれにはちょっと笑ってしまった。 気持ちはわかるんだけど。 なんとなく、オケやってたあの頃に戻りたいなぁという気になってきた。 たぶん運命を聴いたからかな。 運命は引退の時の思い出の曲だから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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