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テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:映画、テレビ、読書・・・。
先週もいろいろありました。
私のガラスの心は(←反語的意味で。)もうズタズタです(笑) 医局会発表も火曜日に無事終わり(頑張ったわりには微妙に反響少なかったのですが・・・)、今日はちょっとのんびり、というわけで今日はゆっくりとDVD鑑賞しました。 何を見たかというと「春の雪」。 三島作品を妻夫木聡と竹内結子の主演で映画化したものです。 舞台は大正初期。 伯爵家の令嬢聡子と侯爵家の子息清顕の悲劇の恋物語。 幼馴染の二人であったが、清顕は聡子を好きでありながら冷たい態度を取り続け、そうこうしてる間に聡子は宮家の王子と婚約してしまい、清顕が聡子への愛に気づいたときにはもうどうにもならない。 やがて二人が行き着いた先には・・・。 ってお話。 うーん、とにかく竹内さんが美しい! でも、好きだからいじめてしまうという子どもじみた気持ちはちょっとわかる。 相手の愛情を測ろうとしていろいろ画策しているうちに相手が別の人とくっついてた、なんてこと、経験があるような、ないような。 でもそこからほんとに愛に気づけたら、そしてこんなに情熱的に思い続けられたら、いいと、思う。 それにしても、世の中どうにもならないことはあるものだ。 大正期の貴族社会という非日常を舞台にしているからこそ、半分夢のようにきれいに楽しめた。 話は急にぶっとんで、私にとって3月はマーラー強化月間でした。 とあるところから、交響曲4,5,6番と大地の歌のCD-Rをゲットし、それを肌身離さず聴き続けております。 といっても、片道10分間の通勤時間と寝る前のひとときですが。 で、とりあえず4,5番から。 4番はジョージ・セル。 5番はバルビローリ指揮です。 5番については、最初有り合わせでデアゴスティーニのを聴いてたのですが、それと比べてすごーくしっとりした演奏でした。 さすがにアンサンブルもまとまっていて、特に弦楽器隊がぐぐっと出てくるところなんて、もううっとりです。 噂によると、「ベニスに死す」のアダージェットはこのバルビローリ版らしい(うろ覚えです)。 聴いてて泣きそうになるぐらい、ほんとに比類のない美しさです。 余談ですがそういえば、今日見た「春の雪」でもこのアダージェットが鳴ってました。 曲全体的にすごく重厚なテンポで、じっくり我慢の演奏です。 4番は・・・。 もうちょっとちゃんと聴いてからコメントします。 というのも、5番は通勤時にウォークマンでみっちり聴いてるけど、4番は家のCDプレーヤーで何かしながらとか寝ながら聴いてるもので・・・。 あぁ、世の中には星の数ほどクラシックの名曲があって、その数十倍の名演、名盤があって、さらに隠れた名曲とか名盤とかがあって、日夜どっかで演奏会やレコーディングがあって・・・と考えると、もう・・・。 これは楽しみな老後が過ごせそうです。 そういえば、当直明けの24日に西宮で庄司紗矢香と小菅優のリサイタルがあるらしいです。 もし早々に解放されたら、ふらっと行ってみようかな♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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