ひよっこ血液内科医の独り言

いよいよ３月も終わり。
週末であり、麻酔科タームの終わりであり、研修一年目の終わりでもあり。
金曜日は麻酔科の送別会でした。
ちょうど一気に６人ほど移動になるので、ちょっと豪勢な会でした。
それで私も３ヶ月しかいなかったにも関わらず、花束までいただいてしまいました。
で、一人ずつ挨拶していった後に、
「麻酔科研修で一番印象に残ったことは？」との質問が。
答えるより前に、
「Ｔ先生にめちゃくちゃ怒られたことやろ！？」
と突っ込み。
まあ、ぶっちゃけそうなんですが、ハイ。
正直、水曜日の症例を前にして、前の週の木曜日からほぼ一週間も悶々としてたし。
まあでも、怒られるのも勉強かな、と今なら言えるけど。
救急、麻酔と回って、ちょっとだけ緊急時の対応を学んだような気がします。
次はいよいよ二年目突入。
一年目ちゃんに笑われないように頑張ろうっと。
で、一次会はそんなこんなで無事終わり、二次会に流れることに。
でも、同期の子と示し合わせて、二次会をさぼって別のところで飲んじゃいました。
意外に近いところにちょっと洒落たカフェバーがあり、そこで女二人、しっとりと飲んでおりました。
ふとカウンターの前を見ると、ウーパールーパーとなにやらヤモリのような生き物が。
そしたらお店のおにいさんが、
「ヒョウモントカゲモドキっていうんですよ。」
おめめがパッチリしてて、なかなかに可愛らしい顔。
夜行性なのか、しきりにポーズをとりながらこっちを見てはりました。
なんでも、しっぽがラクダの瘤の役割をしてて、しっぽに栄養を蓄えるんだとか。
だからもう一ヶ月ぐらいエサを食べてないんだそうです。
いやーすごい生命力。
で、トカゲモドキを見ながらお酒を飲むという、考えてみればレアな経験。
最近、ジントニック→マティーニ→シングルモルト→ブラディメアリという、なんだか節操のない飲み方がなぜか定着してきてます。
要するに、考えるのめんどくさいんですね。
もう既にある程度酔ってますから。
一緒に飲んだ友達も、この日はブランデーベースのカクテルから、マッケランのロック、カナディアンクラブのロック、フォーローゼス(？)となかなかにお酒がすすんではりました。
お互いちょっとずつつまみ飲みしつつ、ウイスキーってうまい！
でもラフロイグが一番好きな、ちょっと天邪鬼な私です。
実は前日も我が飲み友達の某先生とクラシック談義に花を咲かせつつ、しこたま飲んだのですが。
おかげで今日はちょっぴり二日酔い(三日酔い？)でした。

そんな二日酔いの頭に心地よいＢＧＭ。
グラナドスのピアノ曲集。
実はクアドロマニアというレーベル、４枚組みで９８０円という脅威の安さなのですが、「クワドロマニア」という字以外は曲名の羅列のみ、全部スペイン語表記なので、読めません。
ちなみに解説もなし。
とりあえず、ＣＤ１がゴィエスカスということだけはなんとかわかるのですが、あとはイマイチ。
あまのじゃくにもＣＤ４から聴いています。
ピアノが聴きたいけど、ショパンとかベートベンの気分ではない、という時に。
ドビュッシー、ラベル、フォーレとフランスものに行ってもいいけれど、たまにはグラナドスもいいかなと。
疲れた脳みそにスマートに染み込みます。
こういうと、なんかの宣伝みたい(笑)