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テーマ:ひよっこ研修医の独り言(54)
カテゴリ:仕事? 勉強?
気がつけば一週間後にこれを書いているのですが…。
この日は大阪で某学会の地方会でした。 実は3月に抄録だけ書いて放りっぱなしにしてあったのを、直前の一週間で大慌てで仕上げたのですが、エンジンがかかるのが非常に遅く、最後の3日間ほどは結構やばかったです。 あまりにもぎりぎりだったので、予演もなしに突入しようかと思っていたら、突如前日に予演が決定し、その直前までスライドを作っているというありさま。 予演では、読み原稿も間に合わず、長々としゃべってしまい、いろいろと反省しきりでした。 まあ、そのおかげでなんとかお尻に火がついたような感じで、ぎりぎり読み原稿も完成し、予想される質問の答えもなんとか準備できたのですが。 教授にもかなり心配されての本番でしたが、なんとかうまくいったかな。 というか、当日は某ホテルの隣の国際会議場であったのですが、そのホテルの滝の見える超豪華なラウンジでお抹茶とお菓子を食べて発表前だというのに妙に和んでしまいました。 あれだけギリギリだったものでかえって諦めがついたのか(笑)、二回目の学会発表だったからか、あまり緊張しなかったような。 会場はそんなに大きくなく、人もあまりいなくて、質問もあまりなかったので安心していたら、いきなりオーベンの先生が活発に質問しまくってました。 「これでちょっとは時間もおしたかな」 なるほど、そういうことですか。 私の質問タイムを短くしようという親心!? 「というか誰も質問しないんじゃ、なんか医局でやってるケースカンファレンスみたいでおもしろくないでしょ」 まあ確かに、質問がないというのも寂しいですしね。 だからといって、別に質問を期待したわけではありませんが、私の番が来てなんとか発表が終わってほっとしたら、さっと手が上がってしまいました。 一応想定内の質問で、しかも相手が研修医だからとちょっと手加減していただいたか、なんとか無事にかわし(今回も煙にまいて)、ほっと一息。 その後は別の学会のため、急いで地元にとんぼ返り。 医局からもう1題別の学会に演題を出していて、その発表にぎりぎり間に合うようにと、かなり急いで会場を後にしたのでした。 実は前の発表がおしまくっていて、余裕で間に合い、そちらの発表の方はスライドもすばらしく、演者の先生も場慣れしていて堂々として、とてもわかりやすい発表でした。 その後、特別講演が二題もあり、かなりへとへとになって懇親会。 小児科や血内の先生も来ていたはずなのに、気づけば知っている先生はみんな帰っていて、ちょっと居心地が悪いながらも、結構おいしく料理を食べ、その後はオーベンと二次会へ。 といっても飲みすぎてあまり記憶はなく、気づいたら家でした。 それにしても、今度の学会はあまりにも準備がぎりぎりでした。反省。 思えば前回もほとんどスライドを作ってもらった気がする…。 進歩がないなあと思いつつ、学会発表のスリルというかあのアドレナリンの出る感じを味わってしまうと、また次もやりたいかも、とも思うのでした。 そしてまたぎりぎりになって、間に合わない!と慌てている自分の姿が目に浮かぶのですが。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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